財団法人 えひめ産業振興財団様主催による「C#応用編 LINQプログラミング」講座を開催しました。

LINQは、言語に深く統合された、構造化されたデータ群を扱うための機能です。

講座では、最初にLINQが何故必要とされたのかを、実際に参加者の方にワークショップ形式で体感して頂きました。
特に、従来の制御構文や条件文によって行われる「繰り返し処理」が、いかに無駄が多く、また変更に対して壊れやすく、保守性が悪いのかと言う点に気づいて頂けるように、内容を調整しました。
その上で、LINQの表面的なインターフェイスである「演算子」について、特に広く使われるものを紹介し、データの加工についても実践して頂きました。

LINQが高度な操作処理を行う事から、「内部で何を行っているのか理解できない」と言う方の為に、2日目はLINQの内部構造に踏み込み、実際に演算子を作る過程を試していただくことで、不透明な(コンパイラ内だけで実現するような)従来の技術とは異なり、完全にオープンで拡張可能であることを示しました。

受講された方は、概ね満足していただけたとの感想を頂きました。ありがとうございます。

頂いたご意見で多かったのが、2日目の内容の難易度でした。講座の締めくくりや上でも書きましたが、2日目の内容は非常に高度な内容となっていますが、これは意図した内容です。但し、個々の技術の細部についての理解は「重要ではなく」、オープンな技術をベースとして、全てのLINQの機能が実現されていると言う事を、感覚的に理解していただく事が目的です。

従来技術では、この部分がプロプラエタリ(非開示)の技術によって実現されていましたが、LINQの場合はそうではなく、(やる気になれば)皆さんご自身の手で一からLINQのインフラを作り上げることも可能である事はお分かりいただけたと思っております。従って、LINQを使って何か問題に遭遇した場合でも、冷静に問題の切り分けが出来る筈であり、そのための基礎技術は本講座で漏らさぬように解説させて戴きました。

本講座を受講して頂きありがとうございました。LINQを使いこなすには、普段からLINQを使う事が重要です。是非、LINQを使いこなして高い生産性と保守性を活用して頂きたいと思います。