2012年12月28日 「研修を受講後、仕事をしていく中で、」

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人材育成の考え方に人間の能力を4段階で次のように表現することがあります。

1.無意識無能 「知らないし出来ない」
2.有意識無能 「知っているけれど出来ない」
3.有意識有能 「知っていて、かつ出来る」
4.無意識有能 「意識しなくても出来る」

そして、4.の意識しなくても出来るレベルになることが
スキルをマスターすることだという考え方です。

どこかで学ばれたか、自らお考えになったかは存じませんが、
以下の受講者の方からいただいた感想メールをには、

その考えの萌芽を見ることができました。

先日のネゴシエーション研修では大変お世話になり、
ありがとうございました。
大変、勉強になりました。

遅くなりましたが、研修の気づきを感想の形でお送りいたします。

今回の研修を受講して感じたことは、自分には、
できていないことがたくさんあるなということでした。
「自分ではできているつもりだったが、できていなかったこと」
「できていないという自覚がありながら、
 どうするとうまくいくのかが分からず、できていなかったこと」
「必要という認識がなく、できていなかったこと」

代表的なものとしては、
『「聴く」ことの効果』を理解していなかったため、
「聴く」ということが、十分にできていなかったことです。

相手の要求に対して、目的や背景などの情報を十分に聴き出せていないため、
相手から突っ込まれた時に、余裕がなく、しどろもどろになってしまったり、
すぐに妥協してしまったりと、
結果として、相手の納得を得られず、相手の要求を押し込まれてしまっている
状態でした。

また、今回の研修の中で、一番印象に残っていることは、
「パイを膨らませる」ということです。
今までは、パイを膨らませるという考え方がなかったために、
要求を呑むか、呑まないかという概念に縛られていた気がします。

今後は、「聴く」ということをもっと深くおこない、
相手の情報を十分に得ながら、交渉をすること、
十分に得た相手の情報をもとに、逆提案をし、パイを膨らませること、
これらを実践し、相手とWin-Winの関係になれるようにしたいと思います。

研修を受講後、仕事をしていく中で、研修の内容が、
交渉という場だけに限らず、コミュニケーションをするうえで、
大切なことだなと感じている日々です。

今後の仕事の中で、研修で学んだことを、一つでも多く実践し、
活かしていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

また、いただいたメールにはこのようなお返事をさせていただきました。

「聴く」ということは難しいことですね。
おそらく、出来ていると傲慢に思うのではなく、
謙虚に、出来ていないかも、と思うぐらいがちょうどいいのが
この「聴く」ということかなと。