先日、名古屋ソフトウェアセンター様にて「問題分析・解決とファシリテーション」講座を担当しました。
個々人が抱えている職場の問題を、ファシリテーションのスキルも活用しながら解決に導くための方策を学び
論理的にまとめていく、という内容です。
グループワークではお互いが助け合いながら、刺激を受けあっていた姿が印象的でした。
ただし、一人一人のスキルレベルや問題分析や対策立案にかかる時間はばらつきがあるため、研修進行にあたって
は個人のケースへの介入もするなど、常に状況把握が重要となります。
実際に、アンケート結果でも「作業時間が多かった(自分には十分すぎるほどあった)」という方もあれば、
「作業にもっと時間が欲しかった」という方もありました。論理的な思考が要求される問題分析や課題設定
では、日々の意識や実際に仕事で活用しているかどうかがスキルレベルの差につながります。
受講生の方々には、今回の研修内容をぜひ実際の職場の問題解決に活用して、時に試行錯誤もしながら
身につけて頂きたいと思いました。