メーカー系のITシステム開発会社(社員数1000名以上、資本金10億円以上)で研修をしました。
その中の受講者から以下のような質問をいただきましたのでシェアします。
Q:「ネゴシエーションはもっと傾聴を強めに強調するものだと思います」
A:ネゴシエーションにおいて傾聴の大切さはどれだけ強調しても強調しきれるものではありません。
その点で、全く同意です。
研修中には7:3とか8:2で相手の話を聴くことを、自分の話をすることより優先させるようにお話しています。
そもそも、相手によって何を重視しているかは違うものです。
聴かないとそれが分かりませんね。
聴いているうちに相手が問題を自己解決するということも良くあることです。
それに、傾聴には癒やしの効果もあります。
ただし、これもケースバイケースであって、例えば相手の話の腰を折ることにより、交渉を自分のペースにしてしまうという方法もあるにはあります。