株式会社アステム様

株式会社アステム様は、医療用医薬品を安心してお使いいただくための高度な品質管理、災害時におけるBCP(事業継続計画)に基づいた強固な物流体制といった医薬品卸の基本機能の強化に妥協なき姿勢で取り組まれています。

また、「提案型卸」のリーディングカンパニーとして、業態別顧客支援体制の構築や疾病領域毎に高い専門知識を有するMC「メディカルコミュニケーター」の育成、ICT(Information and Communication Technology)を駆使した提案力強化など、多様化・高度化する医療ニーズにお応えし、お得意さまと地域社会から信頼され、選ばれる企業になるための飽くなきチャレンジを続けられておられます。

お取引先である保険薬局の次世代経営者の皆様と自社の社員の方々を対象とした「薬局経営塾」を開催されて3年目を迎えました。

薬局経営塾とは、当社の次世代経営者向け研修の「実践!マイケル・ポーターに学ぶ競争戦略」、「実践!ブルー・オーシャン戦略」、「実践!バランスト・スコアカード戦略」をカスタマイズした上で全4回、8日間の実践カリキュラムとして独自に作り上げられたものです。

村上様、瀧口様に詳しいお話をお聞きしました。

導入前

どのような形で当社を知りましたか?

「福岡県中小企業振興センター」の経営者向け研修がシリーズで提供されており、
これを保険薬局様向けとして活用できないかと考え、
主催されていた福岡県ソフトウェアセンターさんに相談させていただいたのがきっかけです。

薬局経営塾を企画された意図はどういうところにあったんでしょうか。

弊社のお取引先である保険薬局は世代交代の時期を迎えています。
医薬分業の経緯から現経営者の多くが60代、70代となり、
後継者に上手く事業承継したいというニーズが高まってきました。

また、保険薬局の後継者となる方々も薬学部を出た方が多く、
経営の勉強をしたいとのニーズがありました。
そこで、現経営者、後継者となる方々双方のニーズに
合致するものとして企画したのが「薬局経営塾」です。

医薬品業界の研修は多々ありますが、
経営に特化したものは多くはありません。
研修のテーマとしてもお取引先のニーズを捉えたものと考えています。

また、「薬局経営塾」では保険薬局の参加者様と
同世代の弊社社員も参加させていただくことにしています。
研修を通じて弊社社員も次世代経営者の皆様と共通の課題に取り組むことで、
弊社社員も良いアドバイザーになれるのではないかと考えています。

 

導入決定時

研修先を選定されるにあたって、当社にご用命いただいた理由はありますか?

福岡県ソフトウェアセンターさんの研修に参加させていただいた人事担当者から、
山崎先生が各社各人の良さを引き出してくれると聞いていました。

また、セイ・コンサルティンググループさんがITに強い会社とのことでしたので、
「薬局経営塾」を通じてITの活用を次世代経営者の強みとしてもらいたいとの思いもありました。

導入後

研修を受けてみてどうでしたか?

ディスカッションが多く、意見交換したことを持ち帰り
自社に置き換えていただけることは非常に有益だと考えています。
参加者によっては自社の幹部を集めて社内で同様の取り組みを行ったとも聞いています。

また、グループワークが多いことで参加者間の距離が近くなっていると感じます。
初日の緊張感や警戒心はすぐになくなります。
これは、山崎先生の講義内容と進め方の工夫だと思っています。

 

当社への今後の希望、要望を教えて下さい?

経営者としての心構えやマインドも重要になると考えていますが、
今後は、一度参加いただいた方々をフォローアップする新しいカリキュラムや
形式を企画していきたいと考えています。

1ステップ上がった形で良いアイデアがあれば教えていただきたいところです。

株式会社アステム様、お忙しいところ貴重なお話をありがとうございました。