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新卒文系プログラマが20代で取得すべき資格とは・・・

山本健太
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山本健太
コンピュータの専門学校を卒業後、紆余曲折を経て大手IT企業でヘルプデスク、サーバ・エンジニア、ネットワーク・エンジニア、システム・エンジニアとして経験を積む。2005年、情報システム部門のないベンチャー企業に入社。情報システム部門を立ち上げ、IT化に注力。現在は、発注側と受注側の最前線を双方向から体験したノウハウを、若手プログラマやSEに教えている。

ぶっちゃけ、プログラマという仕事に資格は必要ありません。

資格がなくてもプログラマって名乗ることはできますし、ブログラミングをする事はできます。

それに、プログラマからシステムエンジニアにキャリアアップするにも、資格は必要ありません。

しかし、ぼくは絶対に資格は取っておいた方が良いと思っています。

では、何故、仕事には直接関係ないのに資格は取っておいた方が良いのかお話していきます。

この記事は次の様な方にススメです
  • どうして資格を取らないといけないのか疑問を持っている人
  • 部下がなかなか資格を取ろうとしない人
  • 転職するとき資格があった方が有利か知りたい人

 

資格取得はプログラマの自己満足の為に在らず

 

いきなりですが、資格とはあなたのために取得するものではないのです。

アホか!って思いました?

でも、本当なんです。

前述した通り、プログラマは資格がなくても仕事はできます。

子供が自転車に乗ってひとりで遠くに出かけることができるように、プログラミングスキルは自然と身についていきます。

しかし、プログラマはプログラミングだけできれば良いというわけではないのです。

 

そもそもプログラムとは、「コンピュータに命令する」ことです。

なので、どんなことを命令するかはプログラマが考える必要があります。

例えば、コンピュータに消費税を計算をさせようと思ったら、消費税を求める計算式をあなたが考えて、命令しないとコンピュータは計算しません。

テストの平均点や、受験生の偏差値を求めるときも、あなたがその計算式を考えてコンピュータに命令をしないと、正しい答えは得られないのです。

つまり、プログラマはプログラミングをする為に、プログラミング以外の知識を勉強していないとダメなのです。

 

これは、すべて「お客さん(開発依頼元)」のためです。

お客さん(開発依頼元)は、あなた会社に業務を効率化するためや、売上をアップするためにシステムの開発を依頼します。

つまり、お客さん(開発依頼元)が、あなたの会社に求めているのはコスト削減や売上アップなのです。

そこでコスト削減や売上アップの為に必要なのが、お客さん(開発依頼元)の業務知識です。

 

例えば、お客さん(開発依頼元)が会計事務所なら、会計の知識が必要です。

お客さん(開発依頼元)が、貿易会社なら貿易の知識が必要になります。

このように、どんなお客さん(開発依頼元)のシステムをプログラミングするかによって必要な知識は変わってくるのです。

 

しかし、どんなお客さん(開発依頼元)でも変わらずに必要な知識があります。

その知識を身につけるために、あなたは20代で資格を取っておく必要があるのです。

その資格とは・・・

  • 基本情報技術者
  • 応用情報技術者
  • 簿記2級

です。

 

新卒文系プログラマが20代で取得すべき3つの資格

 

では、数ある資格の中から新卒文系プログラマにお勧めする資格を紹介していきます。

20代で取るべき資格 その1 基本情報技術者

基本情報技術者は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施している資格試験で、いわゆる国家資格になります。

この資格は、入社後なるべく早く取得することをオススメします。

何故なら、この基本情報技術者試験はIT業界で働く為に必要な基本知識や実践的な活用方法を問う試験だからです。

つまり、この試験の勉強をすると、あなたがプログラマとしてお客さんと上司と同席しても話に付いて行けるようになるわけです。

特に、お客さん(開発依頼者)が抱えている問題に対して、情報技術者として上司と一緒に問題解決に当たることができることは、お客さんにとっても大きなメリットになります。

 

難易度は5段階で3くらいです。

ちゃんと勉強すれば、合格可能な試験です。

 

20代で取るべき資格 その2 応用情報技術者

応用情報技術者は、その1で紹介した「基本情報技術者」の上位資格です。

基本情報技術者は新人向けなら、応用情報技術者は中堅社員向けです。

この資格は、お客さん(開発依頼元)の抱えている問題を解決するための戦略を立案し、お客さん(開発依頼元)の経営戦略や経営方針に沿って解決する為に必要な知識やスキルが身につきます

 

実は、世の中で実行されている多くのシステム開発プロジェクトは、炎上が当たり前になっています。

炎上とは、お客さん(開発依頼元)とシステム開発会社が喧嘩しているような状況です。

原因は様々ですが、その多くは相互のコミュニケーション不足です。

この相互コミュニケーション不足を解消するためにも、この応用情報技術者は必要とされています

 

難易度5段階で4くらいです。

計画を立ててしっかりと勉強すれば、合格可能です。

 

20代で取るべき資格 その3 簿記2級

3つ目は、IT系ではなく「簿記」です。

簿記も3級ではなく、2級です!!

実は、中小企業の経営者は常に「経営に関する相談」をできる人材を探しています。

あなたが資格を取ったからといって、直ぐに「経営に関する相談」を受けることはありませんが、経営に関する様々な数字を読み解く力は、プログラマからシステムエンジニア、そしてプロジェクトマネージャとキャリアを進めていく上でとても重要なのです。

また、プログラミングをする際にも、簿記の知識は多いに役立ちます

理系新卒プログラマがIT系を極めていくなら、新卒文系プログラマは理系新卒プログラマを束ねられるようにスキルアップする事をオススメしたい(笑)

 

難易度は5段階で4くらい。

簿記3級は1週間も勉強すれば合格できますが、2級は3ヶ月くらいしっかり勉強すれば合格可能です。

 

まとめ

ぼくはこれまでシステムを開発する側と、システム開発を依頼する側の両方を経験してきました。

そして、強く強く感じているのは、システム開発する側の業務知識不足、そしてシステム開発を依頼する側のITリテラシー不足です。

新卒文系プログラマは、これからプログラミングを学び、お客さん毎に業務を学んで行く為、お客さん(開発依頼元)の気持ちが良くわかると思います。



「何とかして問題を解決したいけど、どうやって解決したらいいのかわからない・・・」

そんなお客さん(開発依頼元)に寄り添える心も合わせて身につけて欲しいと思っています。

 

今後、AIの進歩により言われたことだけやるプログラマの必要性はなくなってくると思われます。

そんな時でも、あなたがお客さん(開発依頼元)に必要とされるための何かを、今日紹介した資格の勉強を通して気づいて欲しいと願っています。

 

では、またお会いしましょう!!

20代で身に着けるべきIT業界のヒューマンスキルを108の鉄則として分かりやすく解説しました

IT業界の人財研修を15年以上行ってきた

弊社代表山崎が2010年に出版した書籍から

20代で身に着けるべきヒューマンスキルの

ポイントを抜粋してPDFにしました。

IT業界の商品は何といっても「人」

つまり、ITスキルもさることながら

ヒューマンスキルが重要なのです。

是非、PDFを手に取って20代で

身に着けるべきヒューマンスキルを確認してください。

 

 

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山本健太
コンピュータの専門学校を卒業後、紆余曲折を経て大手IT企業でヘルプデスク、サーバ・エンジニア、ネットワーク・エンジニア、システム・エンジニアとして経験を積む。2005年、情報システム部門のないベンチャー企業に入社。情報システム部門を立ち上げ、IT化に注力。現在は、発注側と受注側の最前線を双方向から体験したノウハウを、若手プログラマやSEに教えている。

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