目次
1. MySQL Workbench のダウンロード
当社の新人エンジニア研修ではMySQL Workbenchをインストールするところから始めます。
なぜなら、職場や自宅で学習する際に自分自身で環境構築できるようになるためです。
以下の解説はWindowsの場合です。
MACの場合は講師に尋ねてください。
以下のサイトにアクセスします。(別のタブが開きます)
https://downloads.mysql.com/archives/installer/

Product VersionとOperating Systemを確認の上、2つある「Download」ボタンのうち下側の容量の大きい方をダウンロードしてください。

2. MySQL Community (GPL) のインストール
インストーラーをダブルクリックしてインストールを開始します。

ライセンス契約に同意して、「Next>」をクリック

「Developers Default」を選択して、「Next>」をクリック

「Execute」をクリックします。
このリストの中で研修に必須な製品は「MySQL Server8.0.17」、「MySQL WorkBecnch8.0.17」、「Samples and Examples 8.0.17」の3つです。

下記の画面が出たらVisualC++のインストールが必要ということです。
「Yes」を押します。

指示に従いVisualC++をインストールします。

以下の画面が出てきたら「Execute」をクリックします。

以下の画面では、上側の「Standalone MySQL Server/Classic MySQL Replication」を選んでください。

以下の画面も標準の設定のままで大丈夫です。
ただ、TCP/IPのポート番号が「3306」だということは覚えておいてください。

以下の画面では、あえて下側の「Use Legacy Authentication Method(Retain MySQL 5.x Compatibility)」を選択してください。
研修会場ではローカルマシンをMySQLサーバーにしてアクセスします。
そのため、セキュリティの心配がないのでセキュリティレベルを下げて簡易的な運用をします。

以下のrootユーザーのパスワードを設定します。
このパスワードはこの後使いますので忘れないようにしてください。
あなたが忘れても他の受講者が覚えているように「0(ゼロ)」としていただいても結構です。
本来rootのパスワードは大変重要ですからできるだけ桁数を多くし、英字数字記号を混ぜるべきです。
そもそも rootユーザーというのは、後から作成するユーザーとは異なり、システムの管理などのために、ほぼ全ての操作を行う権限を持った特別な ユーザーのことです。
システムを利用する際には rootユーザーは使わずに一般ユーザーのアカウントを作成してそれを使用するのが良い習慣です。
しかし、今回はスタンドアローンのパソコンで運用しますから情報セキュリティへの配慮はしないこととします。
あとは「Finish」のボタンを押すまで進んでいきます。


3. MySQL Workbenchのログイン
MySQL Workbenchは「作業台」というその名の通り、MySQLデータベース操作をする際のアプリケーションです。
アイコンをダブルクリックしてMySQL Workbenchを起動します。

root権限で「localhost:3306」にログインください。

パスワードは先に入力したパスワードを入れます。
「Save password in vault」(“パスワードを金庫に入れる”程度の意味)にチェックを入れると次回以降のパスワードの入力を省略できます。
研修環境ではチェックを入れてください。

説明は以上です。
以上、今回は、MySQL Workbench のインストール方法について学びました。
次は、 MySQLサーバーへのアクセスとMySQLWorkbench各部の名前 について学んでいきましょう。