プロジェクト・リスクの洗い出しをする際にどのような切り口でリスクを洗い出せばいいでしょうか?
なかなかリスクに思い至りません。

A.
プロジェクト・リスクの切り口として以下の4つが挙げられます。
(自社で作ったオリジナルなチェックリストを使う以外の方法です)
1.WBSを使う
2.PMBOKの10の知識エリアを使う
3.RBSを使う
4.前提条件分析をする

といった4つの切り口です。

1.WBSを使う
 WBS(Work Breakdown Structure)とは、プロジェクト全体を細かい作業(タスク)に分割し、階層的な構造図で表現したものですね。WBSで作業が分解できていれば、個々の作業ごとに固有のリスクを洗い出すのに役立ちます。例えば、「ハードウェアを手配する」というタスクがあれば、「適切なハードウェアが見つからないリスク」や「ハードウェアが期日通りに納入されないリスク」などが思い当たるでしょう。

2.前提条件分析をする

前提条件とは、プロジェクトで使用する経営資源(人/モノ/金/ 情報)が使えるかどうかということです。
当たり前と考えている前提条件が外れることほど恐ろしいことはありません。
前提条件の不正確・不安定・不完全によって、どのようなリスクが生じるかを特定します。

3.RBSを使う

risk breakdown structure (RBS) とは、一般的なプロジェクトに起こりうるリスクを階層構造で表したものです。

以下のPMIのサイトを参考にしてください。(英語)

https://www.pmi.org/learning/library/risk-breakdown-structure-understand-risks-1042

4.PMBOKの10の知識エリアを使う
PMBOKの10の知識エリアとは、以下の10エリアのことです。

統合マネジメント
スコープマネジメント
スケジュールマネジメント
コストマネジメント
品質マネジメント
人的資源マネジメント
コミュニケーションマネジメント
リスクマネジメント
調達マネジメント
ステークホルダーマネジメント

例えば、最後のステークホルダーで、このプロジェクトに反対している経営幹部がいるとすれば、それはリスクになります。