大数の法則と中心極限定理
大数の法則
中心極限定理
2つの法則のポイント
大数の法則
「試行回数を増やせば増やすほど、サンプルの平均値は、母集団の真の平均値(期待値)に近づいていく」という法則です。
左のグラフでは、サイコロの目の期待値である3.5に、オレンジ色の線(観測された平均値)が収束していく様子がわかります。
中心極限定理
「元の母集団がどんな分布でも、そこから無作為抽出したサンプルの平均値の分布は、サンプルサイズ(N)が大きければ正規分布(釣鐘型)に近づく」という非常に強力な定理です。
右のグラフでは、サイコロの目(一様分布)の平均値の分布が、期待値3.5を中心とした綺麗な釣鐘型になっていく様子がわかります。「1回あたりのサイコロの数(N)」を増やすと、よりシャープな正規分布になります。