カイ二乗検定チャレンジ

~2つの変数に関連はあるか?~

この2つの変数に、統計的に意味のある「関連」はあると思いますか?


統計的結論:

わかる!カイ二乗(χ²)検定のキホン

このゲームは、クロス集計表のデータを見て「2つの項目(変数)が互いに関連しているか、それとも無関係(独立)か」を判断する練習です。この手法を「カイ二乗(χ²)検定」「独立性の検定」と呼びます。

帰無仮説 vs 対立仮説

カイ二乗検定では、次のような仮説を立てます。

まず「関連はない」と仮定し、もしそうなら観測されたデータの構成比がどれだけ珍しいかを確率(p値)で評価します。

期待度数とカイ二乗値

カイ二乗検定では、まず「もし2つの変数が完全に無関係だったら、各マス(セル)の人数(度数)はどうなるか?」を計算します。これを「期待度数」と呼びます。 そして、実際に観測された「観測度数」と「期待度数」のズレの大きさを、カイ二乗値 (χ²値) という1つの数値で表します。この値が大きいほど、「ズレが大きい = 関連がありそう」と考えられます。

結論の出し方:p値と有意水準 α=0.05

p値は「もし本当に2つの変数が無関係だとしたら、観測されたデータ以上にズレが大きくなる確率」を示します。

ゲームでは、表の数値とグラフの「比率」に注目して、2つのグループで傾向が違うかどうかを見抜くのがコツです!