~自分の軸で考え、未来をひらく~
研修成果
本研修を通じて、参加者はAI時代に必要とされる「俯瞰的な思考力」と「主体的な判断力」を身につける。AIの出力を鵜呑みにせず、自らの視点で問いを立て、判断できる力が養われることで、情報に振り回されない“自分軸”の意思決定が可能となる。
また、複雑な事象を俯瞰的に捉え、鳥の目で整理し、本質的な課題を見抜く力が向上する。これにより、課題の構造化・整理・優先度判断に一貫性が生まれ、業務の質やスピードが向上する。
さらに、AIに依存するのではなく、AIと共創しながら未来を描く姿勢が身につき、“AIに導かれる人”から“AIを導く人”へと意識が転換される。結果として、発想力・判断力・説明力に軸が通り、AI時代に求められる主体的で創造的な人材として活躍できるようになる。
達成目標
- AIと人の思考の違いを理解し、自分の“考える力”の強みと限界を言語化できる。
- メタ思考(俯瞰的思考)を用いて、複雑な問題を多面的に捉え、構造化できる。
- AIを補助輪として使いこなす姿勢を身につけ、自分の判断軸を持って意思決定できる。
- チームや他者との対話を通じて、思考を共有・編集するプロセスを実践できる。
対象
- AI活用を仕事に取り入れ始めた若手~中堅社員
- AIの提案や出力をうのみにせず、思考力・判断力を磨きたい人
- 複雑な課題に対して、視野を広げ、構造的に考えたいリーダー候補層
定員:12名様
担当講師:山崎有生
プロフィール:セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。25年以上の講師経験、18年間のIT企業向け企業研修会社の経営を通じて多くの研修講師を育成してきた。講師としての理論と実践を融合させた独自の育成手法を確立。新入社員の特性を理解し、効果的なプレゼンテーション技術や受講者の理解を深めるファシリテーションスキル、研修後のフォローアップによる学習定着の促進に力を入れている。特に、複雑な技術的トピックを新入社員にも分かりやすく教える方法に定評があり、企業のニーズに応じたカスタマイズ研修を提供。指導を受けた多くの講師が、IT業界で活躍している。
2026年12月21日(月)~22日(火)
カリキュラム
1日目(13:00~17:00)
1.オリエンテーション 自己紹介 「最近AIに驚いたこと」共有 2.「AIと人間の思考の違い」 —ロジック・文脈理解・創造性の比較— 3.ワーク「AIに質問してみよう:問いの質で答えは変わる」 質問の書き換え・比較(思考力体験) 4.ワーク「メタ思考トレーニング」 —事象を俯瞰して構造化するワーク— 多面的に捉える力を磨く 5.共有ディスカッション 視点・解釈の違いを発見 6.振り返りとまとめ 自分の思考のクセ整理 |
2日目(13:00~17:00)
| 1.前回の振り返り・共有 2.俯瞰力とは何か —鳥の目・虫の目・魚の目で考える—(多角的な視点習得) 3.ワーク「未来洞察 × AI共創」 —AIを使って“未来の課題”を描く—(AIと人の共創を実践体感) 4.ワーク④「自分の判断軸マップ作成」 —価値観・優先順位を構造化—(自分のブレない軸を可視化) 5.発表&フィードバック 思考プロセスの違いを共有し、深める 6.総まとめ AI時代を導くとは何か? |