山崎有生

山崎 有生(ゆうせい)と申します。

私の名前の由来は「生れてここに有り、生きてここに有り」だったのですが、

最近では「人を生かす(活かす)ためにここに有り」と解釈して人財投資コンサルティング、

つまり人材育成の研修やコンサルティングをしております。

このような仕事をしておりますと、

「これからの時代に必要となる人材はどのような人材か?」

ということをよく考えます。

これまでの20年、

一人一台のパソコン

インターネット

スマホ

SNS

いつも変化はIT(Information Technology = 情報技術)からでした。

ITはビジネスの道具として身近になったと言えましょう。

しかし、残念ながらこの情報化社会において単なる情報の価値はますます低下していきます。

なぜなら、豊富なモノの価値は低下するからです。

我々が接しうる情報が増え続ける一方、その情報を扱う人間はどう変わらねばならないのでしょうか?

これからの20年、

IT(Intelligence Technology = 智慧)がますますビジネスに必要になります。

「単なる情報」を「使える智慧」に変えられる人材こそが必要とされる時代において、

当社は「自己実現をあなたに!」を経営理念として、

お客様の社員の皆様のスキル(Skill)とウィル(Will)を高めてゆくことで、

微力ながら社会に貢献してゆきたいと考えております。

この写真は、私が中学生のころ両親にねだって買ってもらったパソコンです。

 PC-8001 出典:PC博物館
 PC-8001 出典:PC博物館

ハードディスクはおろか、フロッピーディスクさえなく、音楽用の磁気テープを使ってデータを記録していました。

オペレーティングシステムもなく、プログラミングは必須のスキルでした。

ゲームを遊びたい一心で、雑誌に掲載されていたN88ベーシックのソースを打ち込んだり、改造したことを思い出します。

しかし、こんな低スペックのパソコンでも、当時の田舎の子供の知的好奇心を掻き立てるには十分でした。

ただ、パソコンを使ってさらに高度なことをしようとするとマシン語が必要なことを知り、

当時、田舎ゆえ周囲にマシン語を教えてくれる大人はおらず。。。

思えば、私が今、IT教育の仕事に就いているのは、当時の自分に向かって教えているのかもしれません。

私は、若い人は新しい分野で活躍するのが良いと考えます。

当時の私のようにIT技術によって好奇心の目を開かれる人はこれからも一定数いることでしょう。

私たちは、そのような方のサポートをしてゆきたいと考えております。

「人生二度なし」ゆえの一度限りの出会いを通じて。