実機でつなぎ、通信を読み解く。ネットワークとセキュリティの基礎を実践へ。

研修のねらい
ルータ実機を使った構築・トラブルシューティングとパケット解析を通じて、TCP/IP、暗号・認証、ネットワークのセキュリティ対策を学びます。
研修のゴール
- ネットワークの基礎を理解し、構成と通信経路を説明できる。
- パケット解析からネットワークトラブルの原因を調べられる。
- 暗号・認証技術とセキュリティリスクを理解し、対策を検討できる。
対象となる受講者様
- 入社2、3年目までのエンジニアで、
- システム構築においてシステム全体的な提案・営業活動等に携わる方
カリキュラム詳細
研修時間の目安:3日間(21時間)
| テーマ | 内容・演習 |
|---|---|
| 1.ネットワークとは | ・OSI参照モデル ・Webの通信からネットワークを解剖する ・TCP/IPって何? ・Wiresharkでパケット解析、ネットワークの流れを調査する 【講義・演習】 |
| 2.セキュリティとは | ・最新セキュリティ事情 ・ポートスキャン(nmapとWiresharkでパケット解析) ・DoS攻撃/DDoS攻撃 ・バッファオーバーフロー攻撃 ・中間者攻撃 ・標的型サイバー攻撃 【講義・演習】 |
| 3.ネットワーク層プロトコルとセキュリティ | ・IP(Internet Protocol)… IPアドレスとサブネットマスク、TTL、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレス、デフォルトゲートウェイ ・ipconfigコマンドで情報確認 ・IPアドレスとサブネットマスク ・ルーティングと経路情報テーブルとrouteコマンド ・プライベートIPアドレス、アドレス変換技術(NAT、IPマスカレード) ・ICMP(Internet Control Message Protocol) pingコマンドのパケット解析 tracertコマンドのパケット解析 ネットワークトラブルのパケット解析(宛先到達不能、ルーティングループ) ・ICMP経路変更通知による中間者攻撃とは 【講義・演習】 |
| 4.ネットワーク構築演習 | 実機ルータを使った課題演習とトラブルシューティング 【演習】 |
| 5.ネットワーク層プロトコル2 | ・ARP(Address Resolution Protocol) … ARPとarpキャッシュ 【講義】 |
| 6.データリンク層プロトコルとセキュリティ | ・Ethernet …MACアドレス ・ARPの動作をWiresharkでキャプチャ ・スイッチングハブ … MACアドレステーブル、フラッディング、ブロードキャストストーム ・arpスプーフィングによる中間者攻撃とは ・VLANとは 【講義・演習】 |
| 7.トランスポート層プロトコル | ・TCP(Transmission Control Protocol)ポート番号、フラグ、TCPの状態遷移、シーケンス番号、ACK番号、ウィンドウサイズ ・TCPの状態遷移のパケット解析とnetstatコマンド ・UDP(User Datagram Protocol)、TCPの動作 【講義・演習】 |
| 8.暗号技術基礎 | ・共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式 ・ハイブリッド暗号方式 【講義】 |
| 9.認証技術基礎 | ・パスワード認証(チャレンジ&レスポンス認証) ・公開鍵認証 ・ワンタイムパスワード認証 ・バイオメトリクス認証 ・二要素認証と二段階認証 ・デジタル署名 ・第三者認証(認証局とPKI) ・TLS/SSL 【講義】 |
| 10.アプリケーション層プロトコルとセキュリティ | ・DNS(Domain Name System) リゾルバ、hostsファイル、nslookupコマンド、リゾルバキャッシュ ・DNSキャッシュ汚染攻撃とDNSSEC ・HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)… メソッド、ステータスコード、HTTPヘッダ、curlコマンド ・XSS攻撃、CSRF攻撃、Web通信の盗聴、Webサーバーのなりすまし ・SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)…MUA、MTA、SMTPコマンド、応答コード ・POP3(Post Office Protocol version 3) ・メールの盗聴対策(SMTPS、POP3S、STARTTLS、S/MIMEとPGP) ・SPAMメールと対策(第三者中継とRBL,、OP25B、SMTP_AUTH、送信ドメイン認証) ・DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol) ・DHCPスプーフィングによる中間者攻撃と偽サイトへの誘導 【講義】 |
受講者の経験やご要望に応じて、内容・進め方を調整します。
ご準備いただくもの
PCと実習用ネットワーク機器を使用します。ルータ、解析ソフト、演習環境は事前に調整します。セキュリティ演習は許可された専用環境で実施します。
研修費用(標準プラン)
講師料:1日あたり150,000円(税別)
テキスト代:受講者1名あたり3,000円(税別)
研修日程・費用のご相談
実施日程、参加人数、研修環境に応じてご提案・お見積もりします。詳細はお問い合わせください。