「書ける」から「作れる」へ。

実務で通用する、本格的なビジネスアプリケーション開発の実践

そのPythonスキル、使い捨てのスクリプトで終わらせていませんか?

Pythonの基本文法を学んだ人材が次に直面する壁は、「学んだ知識をどうやって実用的なアプリケーションに結びつけるか」です。単純なスクリプト作成から一歩進み、ビジネスの現場で真に価値を生むツールを開発するには、より高度で体系的なスキルセットが求められます。

本研修は、Python入門研修を修了した方を対象に、オブジェクト指向のようなプロフェッショナルな開発手法から、データベース連携デスクトップ・Webアプリケーション開発まで、実務直結の応用技術を習得します。これにより、参加者を単なる「スクリプトが書ける人材」から、組織の課題を解決する「アプリケーションを開発できる人材」へと引き上げます。

研修のゴール:組織の開発能力を次のレベルへ

  1. 【高保守性のコード開発】オブジェクト指向の概念を理解し、再利用可能でメンテナンス性の高いプログラムをクラスを用いて開発できるようになります。
  2. 【データベース連携】SQLの基本を理解し、Pythonからデータベースを操作することで、データ駆動型のアプリケーションを開発できるようになります。
  3. 【アプリケーション開発】Webアプリケーションおよびデスクトップアプリケーション作成の基礎を理解し、簡単な業務ツールを自ら開発できるようになります。

対象となる受講者様

  • Pythonの基礎は学んだが、より高度で実践的な使い方を習得したい方
  • オブジェクト指向など、プロフェッショナルなプログラミングの考え方を身につけたい方
  • 業務で利用するツールを自ら開発したいと考えている方

【必須の前提知識】「Pythonプログラミング入門」受講相当の知識。キーボードのタイピングがスムーズに行えること。
【推奨人数】12名様(個別の演習サポートを充実させるため。12名を超える場合はご相談ください)

カリキュラム詳細(2日間)

1日目:プロフェッショナルなPythonプログラミングの基礎

1.高度なPython文法
 ・イテレータ、ジェネレータ、ラムダ式、デコレータなど

2.オブジェクト指向プログラミング(OOP)
 ・クラス、インスタンス、メソッド、コンストラクタ
 ・継承、オーバーライド
 ・カプセル化(非公開メンバ)、ゲッターとセッター

3.プログラミング開発環境
 ・Python仮想環境によるプロジェクト管理
 ・PEP8(コーディング規約)と型ヒント

4.正規表現による高度な文字列操作

5.プログラミング課題演習①【演習】

2日目:外部システムとの連携とアプリケーション開発

6.データベース操作
 ・SQLの基礎
 ・PythonからSQLite, MySQLを操作する

7.GUIプログラミング
 ・TkEasyGUIによるデスクトップアプリケーション開発
 ・プログラミング課題演習②【演習】

8.Webアプリケーション開発
 ・Webアプリケーションの基本(HTTP, Cookie)
 ・Webアプリケーションフレームワーク「Flask」入門
 ・プログラミング課題演習③【演習】

◎総まとめ

ご準備いただくもの

受講者PC: OS Windows11

研修費用(標準プラン)

※名古屋市内からの交通費と宿泊費が別途必要な場合があります

講師料:300,000円(税別)
テキスト代:3,000円(税別)× 参加人数

イメージ写真

Pythonプログラミング応用研修の様子
ペアで相談しあいながらして進めていくことも

高いエンゲージメントと実践効果の証明:受講者様の声

受講者様

設備PLCとPythonでの直結方法について(データ収集や映像のトリガーをPCLから取ってPythonの処理を回したい)

受講者様

タイムリーに活かせた。忘れないように早く何か作ろうと思う

受講者様

できたと思う。応用でも入門のふり返りを丁寧にしていただいたので入門の内容が理解が深まり、応用に入りやすかった

受講者様

先生が受講者の様子を見ながら進めていたところが良かった

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6.1 Pythonプログラミング入門研修

キーワード:基本文法、実行・開発環境、モジュール

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