技術力だけでは、信頼は勝ち取れない。

顧客と会社の信用を守る、ITプロフェッショナルのためのビジネスマナー

新人エンジニアの「うっかり」が、大きなビジネスリスクに。こんな課題を未然に防ぎます

  1. ビジネスリスクの低減:不適切な言葉遣いやメール対応一つで、顧客の信頼を損なうリスクがあります。本研修で会社の代表としての自覚と、顧客に安心感を与えるコミュニケーションスキルを習得させ、信用失墜リスクを未然に防ぎます。
  2. コミュニケーションロスの削減:不適切な報連相や敬語の誤用は、社内の円滑な連携を妨げ、生産性を低下させます。正しいビジネスコミュニケーションを徹底することで、手戻りや確認作業といった無駄なコストを削減します。
  3. OJT担当者の負担軽減:現場のOJT担当者が、技術指導に加えて「社会人としてのイロハ」まで教えるのは大きな負担です。配属前に必須マナーを習得させることで、OJT担当者が本来の業務に集中できる環境を整え、組織全体の生産性を向上させます。

研修のゴール:現場で即実践できる行動レベルの目標

項目具体的な達成指標の例
挨拶・敬語・言葉遣い相手と場面に応じた適切な敬語・クッション言葉が使い分けられる
電話応対3コール以内の受電、聞き取りやすい名乗り・正確な復唱が実践できる
メールマナー一読で内容が伝わる件名・本文を作成でき、To/Cc/Bccを正しく使い分けられる
身だしなみITプロフェッショナルとして、顧客に信頼感と清潔感を与えるスタイルを維持できる
名刺交換複数人との交換でも、正しい手順と礼儀をもってスムーズに行える
総合ロールプレイ顧客訪問から議事録送付までの一連の流れを、評価基準に基づき実践できる

対象となる受講者様

  • 配属前に、社会人としての基礎を固めたい新卒および中途採用の新人エンジニアの皆様
  • 顧客折衝やチームでの開発業務が増え、改めて基本行動を見直したい若手技術職社員の皆様

【推奨人数】20名様(ロールプレイングの効果を最大化するため。20名を超える場合はご相談ください)

カリキュラム詳細(オンラインでの実施も可能です)

本研修は、単なる知識のインプットではなく、ロールプレイングを多用することで「知っている」を「できる」に変えることを目的としています。

1日目:第一印象と対面コミュニケーションの基礎

◎研修の目的と目標【講義】
・なぜITエンジニアにこそビジネスマナーが必要なのか?
・マナーが自己の評価と会社の信用に与える影響

1.信頼を勝ち取る第一印象【講義+演習】
 (1)第一印象の重要性(メラビアンの法則)
 (2)演習:自身の第一印象を客観的に知る(好印象フィードバックワーク)

2.プロフェッショナルとしての身だしなみ【講義+演習】
 (1)顧客に安心感を与えるビジネススタイルの基準
 (2)演習:オンライン/オフラインでのNG例と改善提案ワーク

3.言葉遣いの基本と実践【講義+ロールプレイ】
 (1)演習:お辞儀の使い分け(会釈・敬礼・最敬礼)
 (2)演習:敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の変換トレーニング
 (3)演習:依頼・反論・断りを円滑にするクッション言葉

4.名刺交換の実践【演習】
 (1)受け渡しの手順と同時交換の作法
 (2)態度・言葉・順序のポイント
 (3)複数人対複数人を想定したグループロールプレイ

2日目:非対面コミュニケーションと総合演習

1.電話応対の基本【講義+演習】
 (1)受電・架電の流れとマナー
 (2)演習:正確な伝言メモ作成トレーニング
 (3)ケーススタディ:クレーム電話・不在時対応

2.ビジネスメールとチャット【講義+演習】
 (1)一目でわかる件名、簡潔な本文の書き方
 (2)演習:宛先(To/Cc/Bcc)の正しい使い分け
 (3)添付ファイル、返信タイミングの注意点
 (4)演習:ありがちなNGメールの修正ワーク

3.報連相の徹底【講義+演習】
 (1)「報告」「連絡」「相談」の目的とタイミング
 (2)演習:状況に応じた最適な伝達手段の選択

4.ITエンジニアの職場作法と情報セキュリティ【講義】
 (1)5分前行動、勤怠連絡のルール
 (2)SNS利用やPC持ち出しなど、情報漏洩を防ぐ基本行動
 (3)業務における生成AIの適切な活用方法と注意点

5.総合ロールプレイング大会【演習+発表】
 (1)「顧客訪問→打ち合わせ→議事録送付」などの実践課題にチームで挑戦
 (2)評価観点に基づく相互フィードバック
 (3)自身の強みと今後の改善点の明確化

◎総まとめ
 ・明日から現場で実践するアクションプランの策定

研修費用(標準プラン)

※貴社へお伺いする場合、名古屋市内からの交通費・宿泊費が別途発生する場合がございます。
※貴社の状況に合わせたカリキュラムのカスタマイズ(例:オンライン会議のマナーに特化等)も承ります。

講師料:300,000円(税別)
※受講者20名様まで講師1名で対応。人数に応じて最適な体制をご提案します。

テキスト代:3,000円(税別)× 参加人数

※本研修は、人材開発支援助成金の対象となる場合がございます。申請に関するご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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