010-Javaの基本-while【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】
ユーチューブ動画
whileについて解説します。
ソースコード
public class ExampleWhile { public static void main(String[] args) { int i = 1; while(true){ if(i > 1000){ break; } i = i * 2; } System.out.println(i); } }
解説
whileについて解説します。
繰り返し構造は、forやwhileで記述できます。
どちらもメリット・デメリットがありますが、
一般的にwhileは、繰り返す回数が分からない場合や増減値を柔軟に記述したい場合に利用します。
具体的にはファイルからデータを読み込んだり、データベースから値を取得したりするときによく利用します。
whileを記述するときには、while(継続条件){ }と記述します。
今回のサンプルコードは、2、4、8、16と、2倍しつづける数を計算して、1000を超えたら、
そのときの数を出力するプログラムになっています。
どれだけ数えればよいのか、まだ分からないので、こういうときはwhileが最適です。
whileの継続条件にtrueを入れると、永遠に繰り返しを継続します。
永遠に終了しないプログラムになってしまうと、無限ループになってしまいます。
そこで変数iの値が1000を超えたら、という条件分岐を間に入れて、break文を呼び出します。
すると、ループが中断します。
for文と違って、数え上げるための変数iをwhile文の外で宣言しています。
これもポイントです。すると、break文でwhileループを抜けた後でも変数を利用できます。
答えは1024になります。
数多くのプログラムをやっていくと、この場合はforで書いたほうがいいかな、
この場合はwhileで書くしかないかなということがわかってきます。
たくさんのプログラムを作成して、繰り返し構造に慣れていきましょう。
以上、whileについて解説しました。
このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。
投稿者プロフィール

- 代表取締役
-
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。
最新の投稿
新入社員2025年2月23日【新人エンジニア必読】「入りを量りて出を制す」の考え方を仕事に活かす
新人エンジニア研修講師2025年2月23日丁寧なのにイラッとする言葉
新入社員2025年2月23日【初心者の方も安心】Gitで避けたい主なトラブル10選
新入社員2025年2月23日【新人エンジニア向け】損失回避バイアスを知って開発リスクを減らそう