ZOOMを使った研修でできること、できないこと 名古屋市のIT企業向けに新人研修の例
ZOOMを使って名古屋市のIT企業向けに新人研修をしています。
ケース1:35名様全員在宅、PCと通信設備は会社貸与。
ケース2:19名様全員在宅、PCと通信設備は自己所有。
ZOOMを使って講師をした私の感想は、8割がた集合研修に近いことができるというものです。
また、ZOOMを新たに学びたいというニーズもありまして弊社では
「社内講師のためのZOOM活用講座」
を準備したいと思っています。
例えば、画面の共有でプログラミングを解説すれば
プロジェクタをみんなで見るよりわかりやすいかもしれません。
以下、感想です。
1.できること
①講師や受講者の画面を共有し複数人で見る
②他者のPC操作の補助をする
③顔を見ながらの会話やプレゼン
④チャットで意見交換
⑤ファイル共有して共同作業
⑥例えば、5人ずつのグループワーク、2人ずつのペアワークも可能です
2.できないこと
①講師が受講者の作業内容をのぞき込む
②アイコンタクト
③空気感の共有
3.課題に思うこと
①口頭発表(プレゼン)のフィードバック
→ビデオ撮影すれば別か?
②悪評
マスコミが喧伝しておりますセキュリティに関しては、
かなり強化されたと感じました。
また、運用でカバーできることも多々あるので次回はそのことを書いてみたいと思います。
以下に受講者の皆さんにいただいた感想の一部を掲載いたします。
【受講者から頂いた感想】
受講者にいただいたZOOMを使った研修の感想わからないところを同じチームの人に聞くことができるので、ブレークアウトセッションを使うことはとても勉強になると感じた。一人じゃわかりづらいところもほかの人と共有して理解できるのがとても良いと思いました。想定していたよりも、現実との差がなく研修(授業やグループワークなど)ができていると感じた。顔と顔を合わせて研修を進めていくことができたので、みんなで研修を受けているのだという安心感がありました。動画やテキストだけではわからない部分も解説してもらえたので良かったと思います。メリハリがつくのでその部分ではいいと思います。場合によっては長引くこともあるのでそこはペースが取りづらいです。ブレークアウトセッションは分からないとこを聞きやすくていいです。画面共有を使うことで、自分ではわからないプログラムミスを素早く指摘してもらえ、勉強のアシストになりました。また、少人数のグループだといつも以上に相談しやすい環境で助かりました。自分のペースで進めらる上に、物理的に使える時間が増えるので効率はとてもよく感じました。ただ、わかりにくい部分を割と一人で解決しなければならないため、難易度は少し高いと感じました。でもそれも今後のために、自力で解決する力をつけるという意味では良いことなのかと思いました。すぐに質問できなかったり時間の管理が難しかったり、デメリットが多いけど操作は楽だし音声もきれいなのでよかった。だけど一人で自習の時間が多くてこれでやってきたことがちゃんと身についているか不安です。グループワーク等で自分のスクリーンを相手に見せながら、教えたり、逆に間違っている所を教えあうのはすごく便利だと感じた。苦手なところや、躓くところがあっても自分のペースで取り組めるのが、在宅研修のメリットだと思いました。ひとりで黙々と学習するより、実際に画面共有しながら同じ学習をすることで自分の間違いや、違うやり方が発見でき、より理解につながりました。お互い顔が見えるので、程よい緊張感でできるのはいいと思いました。映像付きでの解説や質疑応答は、文章だけのやりとりよりリアルタイムで反応しやすいので良いと思います。音質や画質、テンポなどはお世辞にも良いとはいえないが、他者のアクションを共有しやすい環境はプログラミングを学ぶ面ではよいと感じた。一人で学習するよりもZOOMを使った研修の方が気分転換にもなるし、インプットだけではなくアウトプットもできるのでとてもよかった。ブレークアウトセッションでのグループワークは、少人数で質問や意見の交換がしやすいのでよかった。チームで行う演習は勉強になり気軽に質問しやすいので大変良いと思いました。個人的には、集まって学習するほうが身に付きやすいと感じました。わからないことをすぐに解決できたり、教えあうことで互いに学びあえると思いました。もちろん、人によって勉強のスピードは違うので、オンラインの研修にも良いところはあったと感じました。画面共有ができるのが良いです。特にグループワークでお互いのソースを見せたりしながら教えてもらえるのでわかりやすくて助かっています。遠隔であるがグループでの演習ができるためわからない箇所をお互いに教えあうことができ良いと思いました。オンライン研修ということで自分依存になってしまうため勉強の仕方に苦労します。ブレイクアウトセッションを使用することで少人数でのグループ単位で話し合うことができているので実際に会社で行う研修と同じようにグループ演習が出来ていいと思う。