新人エンジニアが最初に覚えたいNetBeansのショートカットキーとコードテンプレート ベスト10

当社(セイコン)の新人研修でお勧めしているNetBeansの便利技をご紹介します。

独断と偏見で順位もつけてみました。

ショートカットキー編

ショートカットとは英語で近道のことです。

その名の通り、操作を近道して時間短縮してくれるものです。

プロの技術者はお気に入りのショートカットを持っているものです。

ショートカットキーを使いこなせば、いちいちマウスを持つためにキーボードから手を放すことなく操作を続けることができるので、生産性は大いに向上します。

ショートカットはキーボードを使い複数のキーを同時に押すことで実現します。

以下の記事では『+』で同時に押すことを表現しています。

第1位 フォーマット成形 【Format】

Alt + Shift + F

新人エンジニアのソースコードはインデントがなく、ぐちゃぐちゃになっていることが多いものです。

そんな時、このショートカットキーを使えば一発で見やすい表示になります。

第2位 ファイルの実行

Shift + F6

サンプルプログラムを実行するとき、サンプルプログラムを改変して実行するとき便利です。

どんどん実行して、どんどんエラーを出して、どんどん上達していって下さい。

第3位 選択した行を下(上)にコピー

Ctrl + Shift + ()

このコピーはWindowsの標準機能のコピペよりもスマートです。

第4位 選択した行を下(上)に移動

Alt + Shift + ()

この移動もWindowsの標準機能のカット&ペーストよりもスマートです。

第5位 編集箇所を戻る(進む)

Alt + ()

当社の新人研修では、JavaのAPIをいったり来たりすることが多いのでとても重宝しています。

第6位 コメント有無の切り替え

Ctrl + /

学習中は、ソースコードを消すのではなく、コメントアウトしましょう。

後で振り返りができるように。

また、実務についてからも読み手に注意を促したいことや特殊なロジックにはコメントを付けるようにしましょう。

第7位 行削除 【Erase】

Ctrl + E

選択した行を一気に削除できます。

この削除もWindowsの標準機能よりもスマートです。

第8位 名前の変更 【Rename】

Ctrl + R

新人の頃は(いや、ベテランも)変数名の付け方には頭を悩ませ、迷うものです。

第9位 宣言へ移動

Ctrl + BCtrl + マウスクリック)

新人研修も2、3か月目を迎えると複数ファイルを行き来するのでこのショートカットが使えます。

第10位 コードの生成

Alt + Insert

究極のらくらくコーディングが実現できます。

細かいスペルを覚えるよりも、どのような機能があるのか、その概念を新人研修では学んでいって下さい。

コードテンプレート編

 
コードテンプレートを使えば少ない手数で、コーディングが進みます。
文法をうろ覚えの新人エンジニアには心強い機能です。
 
コードテンプレートは、以下の「入力内容」の英字を数文字入力した後にTABキーを押すことで「出力内容」が書けるという大変便利なものです。
 
  入力内容 出力内容
第1位 psvm public static void main(String[] args){    }
第2位 sout System.out.println("");
第3位 for for (int i = 0; i < 10; i++) {    }
第4位 fore for (String arg : args) {    }
第5位 if if (true) {    }
第6位 ife if (true) {         } else {   }
第7位 wh while (true) {    }
第8位 dowhile do {  } while (true);
第9位 sw switch (var) {     case val:…
第10位 trycatch try {               } catch (Exception e) {    }
以上、「新人エンジニアが最初に覚えたいNetBeansのショートカットキーとコードテンプレート ベスト10」でした。
 
 
 
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