プログラムを書いていると問題にぶち当たってそこから進めなくなってしまうことがよくあります。

そんなときに時間をおいて考えたり、他者にアドバイスを求めたりすれば解決するのですが。

そうして間隔をあけてしまうと、そもそも問題があったことすら忘れ去ってしまうことがありますね。

FIXMEとは

FIXMEは一般的にコード内での注意事項や後で修正する必要がある部分を示すための目印です。

FIXMEを使用すると、Eclipseはその部分をタスクリストに自動的に追加することができます。

タスクを表示する

EclipseでFIXMEを利用する方法

1.コード中の任意の位置に以下のようなコメントを書きます。

// FIXME ここに後で修正が必要な理由や内容を書く

Eclipseの入力例

2.タスクリストを表示して、FIXMEコメントを一覧表示します。

ウィンドウ> ビューの表示 > その他 > タスク で「開く」を選択。

3.タスクリストに表示されているFIXMEコメントの一つをクリックすると、対応するコードの位置に直接遷移できます。

4.必要な修正をコードに適用したら、FIXMEコメントを削除または更新して、タスクを完了とマークします。

Eclipseでは他にもTODOなどのキーワードがタスクとして認識され同様に使用できます。

時間をおいて考えを進めたいときやチームメンバーに助けを求めたいときに有効な機能です。

以上、FIXMEをご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございます。