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tracert編

 
ネットワークエンジニアを本格的に目指すわけではないけれども、簡単なネットワークの構築やトラブル対応は自分でもできるようになりたい。
 
 この記事はそんな新人ITエンジニアのための記事です。
 

ネットワーク経路をリスト表示するtracertコマンド

 
「tracert」コマンドを使ってあなたのコンピュータと、通信相手のネットワーク機器との間の経路上にどのようなルーター(ゲートウェイ)があるかを表示することができます。
 
 ちなみに「tracert」は「トレースルート」と読みます。「route⁼ルート」を「trace⁼トレース」するコマンドという訳です。
 
例えば、次の様な時に「tracert」コマンドが活躍します。
 
  1. pingで相手ホストから正常な応答がなかった場合などに、どこまでのルーターには問題がなく、どこで問題が生じているのかを特定できる
  2. 各ルーター間のレスポンス時間などから簡易的なネットワーク性能評価ができる
 

新人エンジニアのためのtracertコマンドの基本

 

コマンド書式

例:

>tracert www.saycon.co.jp
 
コマンドプロンプト上で、上記のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。
 
「ping」を実行すると、以下のように実行したコンピュータから目的ホスト「www.saycon.co.jp」までの経路上にあるルーターのIPアドレス(またはドメイン名)が、近い順に応答時間とともに表示されます。
 
 
 

結果の見方

1.ルーターの番号
 自コンピュータに近い方が小さい数字になる
 
2.ルーターの応答時間
 3回実行された結果がそれぞれ表示される
 
3.ルーターのIPアドレスまたはドメイン名
 ルーターの応答がないときは「要求がタイムアウトしました」と表示されます
 
 
なお、pingのところでもお話しましたが、ICMPのエコー要求に応答しないように設定してあるルーターがある場合も「要求がタイムアウトしました」と表示されます。
 
なお、応答しないルーターがあっても次のルーターとの通信確認に進みます。
 
 

「tracert」のまとめ

 

「tracert」を使うと、ネットワーク経路をリスト表示することができます。

この実行結果を見ることによって、

  1. 通信相手までの間に何台のルーターがあるのか? 
  2. それぞれのIPアドレスやドメイン名はどうなっているか? 
  3. どこに問題が生じていそうか? 

といったことが分かります。

 

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