開発効率とトラブル解決能力を向上させる。
全IT担当者必須の、ネットワーク基礎体力向上プログラム

そのネットワーク管理、特定個人の「経験と勘」に依存していませんか?

ビジネスの生命線である社内ネットワーク。その安定稼働が、特定管理者のスキルや経験といった属人的な要素に依存している状態は、組織にとって非常に大きな経営リスクです。「リスクはゼロにできないが、管理することはできる」。本研修では、こうした属人性を排除し、誰が担当しても一定の品質を担保できる「体系的なネットワーク管理」のプロセスとスキルを習得します。

日々の運用で行うべき作業を標準化し、必要な情報を正しく取得・分析するための技術的基盤を固めることで、安定的かつ安全なITインフラを構築。組織の事業継続性を確固たるものにします。

システム管理研修

研修のゴール:組織のネットワーク管理能力を標準化・高度化する

  1. 【管理体制の構築】ネットワーク運用管理の全体像を理解し、自社の状況に合わせた管理ポリシーや運用設計を立案できるようになります。
  2. 【実践的監視スキルの習得】ネットワーク監視に必要なプロトコルやツールを理解し、ログ監視や侵入検知などを独力で実践できるスキルを身につけます。

対象となる受講者様

  • 新たに社内の情報システム部門やネットワーク管理者に着任された方
  • DX推進に伴い、ネットワーク管理の知識の再習得(リスキリング)が必要な方

【前提知識】不要です。
【推奨人数】16名様(超える場合はご相談ください)

カリキュラム詳細(2日間)

1日目:ネットワーク管理の「フレームワーク」を学ぶ

◎研修の目的と目標

1.ネットワーク運用管理とは
 ・なぜ体系的な管理が必要なのか?

2.ネットワーク管理の5大要素
 (1)構成管理:IT資産を正確に把握する
 (2)障害管理:インシデントに迅速に対応する
 (3)性能管理:安定稼働と将来予測
 (4)設備管理:物理的な環境の維持
 (5)セキュリティ管理:脅威から組織を守る

3.現状把握の手法
 ・既存ネットワーク環境の調査と文書化

4.ネットワーク運用管理の設計
 (1)管理ポリシー(基本方針)の策定
 (2)具体的な運用フローの設計

2日目:管理を支える「技術」を学ぶ

5.ネットワーク基礎技術と確認ツール
 ・OSI参照モデルと各階層の役割
 ・Ethernet, ARP, IP, ICMP, TCP, UDPの基本
 ・WireShark等によるパケット分析の基礎

6.実践的ネットワーク監視
 (1)ネットワーク管理プロトコル(SNMP等)
 (2)侵入検知システム(IDS)の役割
 (3)ログ監視と分析のポイント

◎総まとめ

ご準備いただくもの

受講者PC: OS Windows11(WireSharkがインストールできること)

研修費用(標準プラン)

※貴社へお伺いする場合、名古屋市内からの交通費・宿泊費が別途発生する場合がございます。

講師料:300,000円(税別)
テキスト代:3,000円(税別)× 参加人数

高いエンゲージメントと実践効果の証明:受講者様の声

受講者様

話し方、図の使い方、すべてがわかりやすかった。
すぐにでも自社で行いたい内容もあり、役立つと感じた。
資料や演習問題もあり理解しやすかった。

受講者様

ツールなど実際に触れることができ実践に活かすことができそう
よくわからずやっていたネットワークの運用業務をどのようにやったらよいか全体像を把握できました
仕組み〜実行方法まで網羅されていたので理解度も高く社内に帰って何をすれば良いかも明確で本当に良い研修でした。

受講者様

山田先生の研修の進め方は本当にスマートで親切で過不足なくてとても素晴らしいです。全員の理解度を逐一確認しながら進めてくださるので置いていかれることもなく最後までわかりやすかったです。

受講者様

社内ネットワーク構成図について、全てやろうとするとつまづきそうですが、「最低限これだけ」というものを教えていただいたので早速できそうです。ネットワーク障害時にあるていど順序立てた対応がとれそう。

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5.1 基礎から学ぶネットワーク技術研修

キーワード:TCP/IP、OSI、Wireshark、Ethernet、DNS、DHCP

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