攻撃者の視点を学び、最強の盾を築く。
ハンズオンで実践する、プロアクティブ・セキュリティ防御術

そのセキュリティ対策、本当に「有効」ですか?

本研修は、単に防御技術を学ぶだけではありません。攻撃者の思考を疑似体験し、彼らが用いる偵察(プロファイリング)から侵入、攻撃に至るまでの一連のプロセスを、実践的なハンズオン演習を通じて深く理解します。攻撃者の視点を持つことで初めて、自社のシステムのどこに脆弱性が潜んでいるのか、そして、どの対策が本当に有効なのかが見えてきます。

基礎知識だけでは防ぎきれない巧妙なサイバー攻撃に対し、より一歩踏み込んだ実践的防御能力と、インシデント発生時の的確な対応能力を身につけ、貴社の情報資産を守るセキュリティ人材を育成します。

研修のゴール:組織のセキュリティレベルを飛躍させる

  1. 【脆弱性の発見能力】攻撃者と同じ視点で自社システムを分析する「プロファイリング」を独力で実践できるようになり、潜在的な脆弱性を事前に特定する能力を養います。
  2. 【実践的な防御設計】パスワードクラックやバッファオーバーフローといった具体的な侵入手法を理解し、それらに対する効果的な対策を設計・実装できるようになります。
  3. 【インシデント対応能力】不正アクセスを受けた際の調査方法と、被害を最小限に食い止めるための対応プロセスを理解し、組織のインシデント対応能力を強化します。

対象となる受講者様

  • 社内の情報システム・セキュリティ管理者として、より高度で実践的なスキルを求める方
  • ネットワークセキュリティの基礎知識を有し、次のステップに進みたい方

【前提知識】ネットワークの基礎知識(TCP/IP, OSI参照モデルなど)を有していること。
【推奨人数】16名様(超える場合はご相談ください)

カリキュラム詳細(2日間)

1日目:攻撃者の思考と手法を学ぶ

◎研修の目的と目標

1.プロファイリング(偵察)
 (1)プロファイリングの基礎:なぜ攻撃者は情報を集めるのか
 (2)プロファイリングの技術:ポートスキャン、OSフィンガープリントなど
 (3)【演習】プロファイリングの実践

2.侵入
 (1)パスワードの取得手法
 (2)【実習】パスワード攻撃の実践と対策
 (3)【実習】バッファオーバーフロー攻撃と対策
 (4)rootkit:侵入後の隠蔽技術

2日目:攻撃への対処とインシデント対応

3.DoS攻撃
 (1)【講義&実習】DoS攻撃の代表的な手法
 (2)DoS攻撃の検知と対策

4.侵入調査
 (1)Linux環境での調査手法
 (2)Windows環境での調査手法

5.不正アクセスへの備え
 ・インシデントレスポンス体制の構築

6.ウイルス対策の応用
 (1)ウイルスの種類と最新動向
 (2)多層防御の考え方
 (3)感染後の対応(フォレンジックの初歩)

◎総まとめ

ご準備いただくもの

受講者PC: OS Windows11

研修費用(標準プラン)

※貴社へお伺いする場合、名古屋市内からの交通費・宿泊費が別途発生する場合がございます。

講師料:300,000円(税別)
テキスト代:3,000円(税別)× 参加人数

高いエンゲージメントと実践効果の証明:受講者様の声

受講者様

実際の機器を使って学習できる機会はそんなにないと思うので大変良かったと思う。

受講者様

FWからサーバまでのネットワークセキュリティが分かりやすく解説されて勉強になりま した。教材の単語を知っているのが前提の時間構成なのである程度経験が欲しいと感じました。

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5.3 ネットワークセキュリティ基礎研修

キーワード:ファイアウォール、暗号技術、認証技術

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