~JavaのことはJavaに訊け~

研修成果

  • プログラミング初学者がJavaを使ってオブジェクト指向とは何かを理解する研修です。JavaのソースコードやAPIの解読に時間をかけますので進捗はゆっくり目ですが、その分、基本をしっかりと理解できます。カプセル化や継承、ポリモーフィズムなどの流行り廃りの少ない考え方をお伝えします。個々で学んだ内容を次の「 Javaオブジェクト指向設計と実装 」でアウトプットします。

達成目標

  • 複数クラスからなるJavaプログラムの設計と実装が自力でできる
  • オブジェクト指向の3大要素の意義を人に説明できる
  • Oracle Certified Java Programmer, Bronze資格の後半の部分をカバーする

対象

IT企業の新入社員または第二新卒。自宅でもPCがあり、プログラミングの自習環境が構築できること。

前提知識

以下の研修に参加していること。または、同等の知識があること。

カリキュラム例

オリエンテーション

・オブジェクト指向とは
・クラスの宣言

STEP
1

staticメソッド

(1) メソッドのメリット
(2) 引数・戻り値の利用
(3) メソッドのオーバーロード

STEP
2

インスタンスの活用

(1) 参照型と基本型
(2) コンストラクタ
(3) インスタンス変数・メソッドとstatic変数・メソッドの使い分け

STEP
3

継承(拡張)

(1) 継承とはその仕組とメリット
(2) ポリモーフィズムで保守性が高まる
(3) 継承よりも移譲を選ぶ

STEP
4

カプセル化

(1) カプセル化の意義
(2) データ隠蔽の意義
(3) アクセス修飾子のまとめ

STEP
5

抽象クラス

(1) IntegerクラスとNumberクラス
(2) オリジナルの抽象クラスを作る
(3) 抽象クラスの存在意義

STEP
6

インタフェース

(1) JavaAPIに見るインタフェースの存在意義
(2) インタフェースを使ったポリモーフィズム
(3) 複数インタフェースの実装

STEP
7

例外

(1) 例外の意義
(2) 例外クラスの体系
(3) オリジナル例外クラス

STEP
8

ArrayListとジェネリクス

(1)ArrayListと配列の違い
(2)ジェネリクスとは?
(3) Listインタフェースで確認するポリモーフィズム

STEP
9

その他の開発に必要な知識【適宜】

(1) デバッガを使う
(2) Junitで単体テストをする
(3) Javadocの作り方

STEP
10

まとめ

◎理解度チェックテスト
◎Javaプログラミング② 卒業課題

STEP
11

注1)受講者の習熟度に合わせて内容や時間配分を一部変更する場合があります。
注2)上記カリキュラム中に表記がなくともディスカッションや演習、小テストを随時行い、可能な限り個々人にあわせた柔軟な進め方をします。

価格(ノンカスタマイズの場合)

講師料:1日あたり15万円(税別)

テキスト代:3,000円(税別) ✕ 研修参加人数