OJTの属人化を解消し、組織全体の育成力を底上げする。

エース社員を「教え上手のリーダー」に変える指導者養成プログラム

「見て覚えろ」はもう限界。こんな育成の課題を解決しませんか?

ITプロジェクトの成功には「自分で考えて動けるメンバー」が不可欠です。しかし、多くの現場ではOJTがリーダーの自己流に任され、以下のような問題が発生しています。

  • エース社員の疲弊と業務停滞:優秀なプレイヤーが、教えることに不慣れなため時間を取られ、本来のパフォーマンスを発揮できない。「教える」ための体系的なスキルを身につけ、OJTの効率を劇的に改善します。
  • 若手・中堅の成長鈍化と離職:「何度聞いても、うまく教えてもらえない」という不満が、若手の成長意欲を削ぎ、早期離職の原因に。メンバーの学ぶ意欲を引き出し、自律的な成長を促す「教え方」で、人材の定着と育成を加速させます。
  • 知識・ノウハウの属人化:指導方法が標準化されておらず、暗黙知が共有されないため、組織全体の技術力が向上しない。誰が教えても一定の品質を担保できる「教える技術」を組織の標準スキルとし、ナレッジの共有と蓄積を促進します。
教える技術

研修のゴール:貴社のOJTを「コスト」から「投資」へ

  • 【指導力の標準化】「自分で考えて動ける人材」を育てるための指導法を体系的に習得。教える側のスキルを標準化し、組織全体の育成品質を向上させます。
  • 【エンゲージメントの向上】メンバーのモチベーションを引き出し、学習意欲を高める「教え方」を習得。やらされ感のない、主体的な学びの文化を醸成し、エンゲージメントを高めます。

対象となる受講者様

部下や後輩のOJTを担当するプロジェクトマネージャー、チームリーダー、中堅社員の方

社内の指導者として、自身の指導方法を体系的に見直したいと考えている方

「人に教える」というスキルを標準化し、組織全体の育成力を強化したいとお考えの人材育成担当者様

【前提知識】不要です。指導経験の有無にかかわらずご参加いただけます。
【推奨人数】16名様(超える場合はご相談ください)

カリキュラム詳細

1日目:効果的な指導のための土台作り

◎研修の目的と目標【講義】

1.「教える」ことの再定義【講義・演習】
 (1)「伝えた」と「伝わった」の大きな違い
 (2)なぜ「教える」ことは難しいのか?よくある障害を理解する
 (3)「教える」ために、まず何を学ぶべきか

2.指導前の準備と思考整理【講義・演習】
 (1)相手の現状を把握するための「準備の質問」
 (2)自分と相手の「当たり前」の違いを認識する

3.知識を教える技術【講義】
 (1)「良い教え方」に関するよくある誤解
 (2)相手が行動しやすい「指示」の出し方
 (3)学習効果を高める基本的な学習モデル

4.記憶に定着させる知識の伝え方【講義】
 (1)仕事の全体像と目的をセットで伝える
 (2)曖昧さをなくし「正確」に伝える技術
 (3)学んだことを忘れさせない教え方の工夫

2日目:相手の意欲を引き出し、行動変容を促す

5.「ちゃんとやりなさい」からの脱却【講義・演習】
 (1)一方的な指示がなぜ響かないのか
 (2)目的や背景の共有が納得感を生む
 (3)相手への尊重が指導の土台となる

6.「意欲(モチベーション)」のメカニズム【講義】
 (1)モチベーションとは何か
 (2)モチベーションに関する主要理論の紹介
 (3)メンバーのモチベーションを高める具体的な方法

7.意欲を引き出す教え方の実践【講義・演習】
 (1)学ぶ場をポジティブにする雰囲気作り
 (2)教える側の心構えと意識
 (3)小さな成功体験を積ませ、目標達成をサポートする方法

8.メンバーの「行動」を変化させるフィードバック

9.相手のタイプに合わせた指導法【講義・演習】

10.場面別の指導ケーススタディ【講義・演習】

◎総まとめ【講義】

研修費用(標準プラン)

※貴社へお伺いする場合、名古屋市内からの交通費・宿泊費が別途発生する場合がございます。
※貴社の指導課題に合わせたカリキュラムのカスタマイズも承っております。

講師料:300,000円(税別)

テキスト代:3,000円(税別)× 参加人数

研修風景

チームリーダーのための人に教える技術

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