「良いもの」ではなく、「顧客が欲しくてたまらないもの」を作る

イノベーションを体系化する、デザイン・シンキング実践講座

その製品開発、「作り手の論理」に陥っていませんか?

多くの優れた技術が、必ずしもビジネスの成功に結びつかないのはなぜか。その原因の多くは、顧客の真のニーズを理解しないまま「作り手の論理」で開発を進めてしまうことにあります。本研修では、米国スタンフォード大学で開発されたイノベーション創出手法「デザイン・シンキング」を、講義と演習の繰り返しによって体系的に学びます。

「共感」から始まり「プロトタイプによる検証」に至るプロセスを通じて、顧客自身も気づいていない潜在的な課題を発見し、それを解決する革新的なアイデアを生み出す思考法を体得。開発の手戻りをなくし、市場で本当に求められる製品・サービスを創造できる組織へと変革します。

デザイン・シンキング

研修のゴール:貴社の製品開発プロセスを革新する

  1. 【ユーザー中心文化の醸成】開発の出発点を「技術」から「ユーザーへの共感」へと転換させ、組織全体にユーザー中心の文化を根付かせます。
  2. 【イノベーションの体系化】ひらめきや偶然に頼るのではなく、誰でも実践可能なイノベーションのプロセスを習得。再現性のある形で、新しい価値を創造し続けられるようになります。
  3. 【開発リスクの低減】アイデアを低コストで迅速に検証する「プロトタイピング」のスキルを習得。本格的な開発に着手する前に仮説検証を繰り返すことで、市場投入後の失敗リスクを最小限に抑えます。

対象となる受講者様

新規事業、新製品、新サービスの企画・開発に携わる全ての担当者様

エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャー、企画、営業など、職種の垣根を越えたチームでの参加を強く推奨します。

従来の延長線上ではない、創造的な問題解決スキルを身につけたい方

【前提知識】不要です。
【推奨人数】16名様(超える場合はご相談ください)

カリキュラム詳細(2日間)

1日目:顧客のインサイトを探求し、本質的な課題を定義する

◎研修の目的と目標【講義】
1.デザイン・シンキングの基本【講義】
 (1)デザイン・シンキングとは何か? イノベーション事例
 (2)5つの基本プロセス全体像

2.【共感】プロセス【演習】
 ~顧客の「本当の課題」を発見する~
 (1)観察とインタビューのポイント
 (2)演習:ユーザーインタビューの実践

3.【問題定義】プロセス【演習】
 ~集めた情報から、本質的な課題を定義する~
 (1)演習:共感マップでユーザーを深く理解する
 (2)演習:ペルソナの作成
 (3)演習:ユーザーのニーズとインサイトから、解決すべき課題(着眼点)を明確化する

4.【創造】プロセス【演習】
 ~課題解決のためのアイデアを創造する~
 (1)演習:ブレインストーミングによるアイデア創出
 (2)演習:アイデアの選択と発展

◎1日目のまとめ

2日目:アイデアを形にし、検証・伝達する

5.【試作】プロセス【演習】
 ~「百聞は一見にしかず」アイデアを形にする~
 (1)プロトタイピングの目的と手法
 (2)演習:ペーパープロトタイプ等の作成

6.【テスト】プロセス【演習】
 ~ユーザーからのフィードバックでアイデアを洗練させる~
 (1)演習:ユーザーテストの実施
 (2)演習:フィードバックを元にしたプロトタイプの改善

7.【展開】プロセス【演習】
 ~人を動かすストーリーで伝える~
 (1)ストーリーテリングの重要性
 (2)演習:シナリオの作成と発表

8.総合デモンストレーション【演習】
 (1)各グループが創出したソリューションを発表
 (2)質疑応答と講師コメント

9.自職場での実践検討【演習】
 (1)本研修での気づきを共有し、自職場での展開を構想

◎総まとめ

研修費用(標準プラン)

※貴社へお伺いする場合、名古屋市内からの交通費・宿泊費が別途発生する場合がございます。

講師料:300,000円(税別)

テキスト代:3,000円(税別)× 参加人数

「研修キット」レンタル・送料:
・レンタル料:1チーム(約3名様)あたり 1,000円(税別)
・送料:1開催あたり 3,000円(税別)

イメージ写真

IT技術者のためのデザイン・シンキング
ITデザインシンキング研修の様子①
ITデザインシンキング研修の様子②
ITデザインシンキング研修の様子③

高いエンゲージメントと実践効果の証明:受講者様の声

受講者様

LSPについては、とにかくもやもやしたイメージを形にしていくことで明確になる。ということを実戦形式で行ったことで聞くだけよりも深く理解できたのではないかと感じています。デザインシンキングについても他のグループの案について詳細化したことで、デザインを出されたグループの思考を別方面での案を出したりと、様々な視点でアイデアを考えることを学べました。

受講者様

会議等で、自分の意見を発言・文章でまとめることが苦手だったが、手を動かしてLEGOで表現をすると語るという動作になり普段より自分の思いを伝えることができた。難しいとは思うが、会社に導入してはどうかと提案したいほど成果を感じられた。

受講者様

仕事内だけでなく自分が将来こういう風にしたいといったようなイメージを作成することにもとても有効な手段だと感じました。

受講者様

設計をする際にあまりユーザを意識して行っていないところがあるので、デザインシンキングを活用できると思います。

受講者様

今回の研修で学んだアイデアの出し方は普段の業務にも活かすことができるため多くの人に受講してもらいたい。

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