001-Javaの基本-変数の定義と出力 【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】
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変数の定義と出力について解説します。
ソースコード
public class OutputVariable { public static void main(String[] args) { int data1 = 10; double data2 = 8.0; boolean flag = false; char c = 'C'; System.out.println(data1); System.out.println(data2); System.out.println(flag); System.out.println(c); } }
結果を見る
10
8.0
false
C
解説
プログラムを書いて実行する、ということは、コンピューターに何らか命令すること、になります。
命令するとき、メモリ上のデータを扱います。
このメモリ上のデータを変数と呼んでいます。
変数はプログラムを扱う上でとても重要な存在ですから、しっかりと理解しましょう。
変数を定義するためには、データ型 と 変数名 が必要です。
Javaではデータ型スペース変数名と記述すると、変数を定義することができます。
データ型には、byte、short、int、long、float、double、boolean、charの基本データ型と、
それ以外の参照型と呼ばれる型があります。
変数名は、データの入れ物の名前になります。
他の人が見ても、どんなデータが入っているのか、推測しやすい名前をつけましょう。
ご覧のように、intと記述すると、整数という意味になります。
int data1と記述すると、整数を保存するdata1という入れ物を作った、という意味になります。
変数に対して、値を代入するためには、=の記号を使います。
数学のイコールとは意味が違うので気をつけてください。
このときに=の右から左に読んでいきます。
ご覧のように、int data1=10と記述すると、変数data1に10を入れるという意味になります。
同じように、double型つまり浮動小数点数の変数data2に8.0を入れた、
boolean型の変数flagにfalseつまり否定という条件を入れた、
char型の変数cに「C」という1文字を入れた と解釈することができます。
System.out.prinltnは画面に出力する命令です。
Printlnは、出力後改行するという意味になります。
プログラムは上から順番に実行されますから、System.out.prinltnが4行あるので4行出力されます。
出力結果は、10、8.0、false、Cと出力されます。
いろいろなプログラムを作っていくと、データ型の種類や変数名の付け方にも、自然と慣れていくと思います。
まずは「変数はデータの入れ物」というイメージを持つようにしましょう。
以上、変数の定義と出力について解説しました。
このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。
投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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