繊細な香りを閉じ込めて。春を彩る「桜のパンナコッタ」
こんにちは、料理教室の先生の里美です。
だんだんと日差しが暖かくなり、桜のつぼみも膨らみ始めるこの季節。心までうっすらとピンク色に染まるような、そんなワクワクする時期ですね。
今日ご紹介するのは、イタリアの定番スイーツ「パンナコッタ」を、日本の春らしくアレンジした一品です。お口の中でふわっと広がる桜の香りは、まさに「食べるお花見」。午後のティータイムに、濃いめの紅茶と一緒に楽しんでみませんか?

繊細な香りを閉じ込めて。春を彩る「桜のパンナコッタ」
真っ白なクリームの中に、繊細な薄紅色の花びらが舞う様子は、見ているだけでも癒やされます。おもてなしに出すと「わあ、きれい!」と喜ばれること間違いなしですよ。
材料(4人分)
- A 生クリーム:200cc
- A 牛乳:150cc
- A 三温糖:30g
- 桜の塩漬け:10g
- お酒(日本酒):小さじ1
- ゼラチン(板):5g※粉ゼラチンの場合は、同量を大さじ1〜2の水でふやかして使ってくださいね。
優しく作る4つのステップ
- 桜の下準備桜の塩漬けは、流水にさっと潜らせて余分な塩気を取ります。キッチンペーパーで優しく水気を拭き取ったら、細かくみじん切りにしましょう。ゼラチンもこの間に水につけて、柔らかくふやかしておきます。
- ベースを温めるお鍋にAを入れて、とろ火にかけます。ここで大切なのは**「沸騰させないこと」**。ヘラで鍋底を優しく撫でるように混ぜ、お砂糖が溶けたら火を止めます。
- ゼラチンを合わせるふやかしたゼラチンの水気をしっかり絞って、お鍋に加えます。余熱でしっかり溶かしたら、香り付けのお酒を加えて、少し冷まします。
- 桜を散らして冷やす粗熱が取れたら、刻んだ桜を加えて混ぜ合わせます。型に流し入れて、あとは冷蔵庫でじっくり冷やし固めるだけ!
里美先生のワンポイントアドバイス
桜の塩漬けは、とってもデリケートなお花です。
長い時間水にさらしたり、熱い液の中にずっと入れておくと、せっかくの華やかな香りが飛んでしまうんです。**「火を止めてから、少し落ち着いたタイミングで混ぜる」**のが、春の香りを最大限に引き出すプロのコツですよ。
また、今回はお花見をイメージしてお酒を使っていますが、お子様と一緒に楽しむなら、お酒を抜いて牛乳の割合を少し増やしてみてください。よりまろやかで優しい味になります。大人の方なら、日本酒の代わりに「泡盛」を少し垂らしても、奥深い香りが楽しめておすすめですよ!
季節を味わう時間を、ご一緒に
一晩じっくり冷蔵庫で寝かせると、桜の香りが全体に馴染んで、より一層美味しくなります。翌朝のデザートが楽しみで、夜眠るのもワクワクしちゃいますね。
私の教室では、こうした季節の移ろいをお料理に取り入れる「旬の楽しみ方」を大切にしています。
難しいテクニックがなくても、ちょっとした工夫で食卓はこんなに華やかになるんですよ。
「春らしいお菓子作りに挑戦してみたい!」という方は、ぜひ体験レッスンを覗いてみてください。写真のような温かい雰囲気の中で、一緒に美味しい春を見つけましょう。


