新人エンジニア必見！インド式計算の“時短テクニック”完全ガイド
山崎講師こんにちは。ゆうせいです。
インド式計算は、「数字を見ただけで瞬時に計算する」ための画期的なテクニックです。前回紹介した「分割法」「5の倍数」「11のかけ算」「平方数の近道」以外にも、さまざまなテクニックがあります。
エンジニアにとって、計算力の向上は、プログラミング・アルゴリズム設計・データ分析に直結します。今回はさらに深掘りし、即実践できるインド式計算のテクニックを紹介します！
⑤ 「9のかけ算」を素早く計算
【例題】37 × 9
9の倍数は、**「10倍 - 元の数」**で計算できます。
ステップ1：37を10倍にする
37 × 10 = 370
ステップ2：37を引く
370 - 37 = 333
答えは 333 ！
✅ なぜこの方法が有効なのか？
「9の倍数」は「10の倍数から1引いた数」だから、10倍した後に元の数を引けば、簡単に求められる。
エンジニアの活用例
- データ転送量の計算（9割圧縮時のサイズ）
- CPUクロック計算（9倍速のパフォーマンス向上）
⑥ 「19のかけ算」を暗算で解く
【例題】58 × 19
19のかけ算は、**「20倍 - 元の数」**で計算すると簡単になります。
ステップ1：58を20倍にする
58 × 20 = 1160
ステップ2：58を引く
1160 - 58 = 1102
答えは 1102 ！
エンジニアの活用例
- バグ発生率の変化計算（エラー率を19%減らした場合）
- ハードウェアの処理速度アップ計算
⑦ 「平方数（50近辺）の計算を簡単にする」
【例題】47² を素早く求める
- 基準となる50からの差を考える
- 47は50より3小さい
- 「50²（＝2500）」から (3×3) を引く
2500 - 9 = 2209 - 「3×100」も引く
2209 - 300 = 2209
答えは 2209 ！
✅ 簡単な公式
(50 - X)² = 2500 - (X² + X×100)
50に近い平方数を求めるときに役立つテクニック！
エンジニアの活用例
- サーバーレスポンスタイムの最適化計算
- 統計分析で標準偏差を求める際の概算
⑧ 「掛け算のペアを見つける」
【例題】44 × 46
普通に計算するのは大変ですが、「掛け算のペア」を使うと簡単にできます。
方法：「中間値の平方 - 差の平方」
44 × 46 = (45² - 1²)
まず、**45²（＝2025）**を計算し、そこから1²を引きます。
2025 - 1 = 2024
答えは 2024！
この方法は、「掛け算の両方が真ん中の数に近いとき」に有効です。
エンジニアの活用例
- メモリ計算（データを2つのサーバーに分けたときの最適サイズ）
- アプリの処理回数の計算
⑨ 「連続する数の積」を一瞬で求める
【例題】14 × 15
「連続する2つの数の掛け算」は、（小さい方の数²）＋ 小さい方の数 で求められます。
14 × 15 = 14² + 14
14²（＝196） に 14 を足すと…
196 + 14 = 210
答えは 210 ！
エンジニアの活用例
- データベースのレコード増加予測
- 指数関数的な増加の概算
⑩ 「25の倍数を簡単に計算」
【例題】64 × 25
- 「÷4して ×100」に変換
64 ÷ 4 = 16
16 × 100 = 1600
- 答えは 1600！
エンジニアの活用例
- ストレージ容量の変換
- データパケットの計算
【まとめ】インド式計算を活用しよう！
エンジニアにとって、計算力を高めることは業務のスピードアップにつながります。
インド式計算のテクニックを身につけて、「数字に強いエンジニア」 を目指しましょう！
🔍 今日から使えるインド式計算テクニック
✅ 「9のかけ算」 → 10倍して引く
✅ 「19のかけ算」 → 20倍して引く
✅ 「平方数（50近辺）」 → 50²を基準に計算
✅ 「掛け算のペア」 → 中間値の平方 - 差の平方
✅ 「連続する数の積」 → 小さい数² + 小さい数
✅ 「25の倍数」 → ÷4 ×100
💡 エンジニアなら、計算をサボるテクを持つべし！
面倒な計算を一瞬で解けるようになれば、開発・データ分析・パフォーマンス最適化など、あらゆる場面で役立ちます。
まずは 「9のかけ算」と「25の倍数」 から実践してみてください！
今日からあなたも インド式計算マスターエンジニア になりましょう！
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投稿者プロフィール
- 代表取締役
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します！
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