間接疑問文

こんにちは。ゆうせいです。
今日は「間接疑問文」についてお話しします!間接疑問文は、普通の疑問文とは少し違って、「質問の内容」を他の文の中に組み込む文法です。会話や文章でよく使われるので、しっかり理解しておくととても便利です。一緒に基礎から応用まで学んでいきましょう!


間接疑問文とは?

間接疑問文は、疑問文を別の文の一部として使うものです。主に次のような場面で使います:

  1. 質問内容を聞くとき
  • 直接疑問文:Where does he live?(彼はどこに住んでいますか?)
  • 間接疑問文:Do you know where he lives?(彼がどこに住んでいるか知っていますか?)
  1. 情報を伝えるとき
  • I wonder what time the train leaves.
    (電車が何時に出発するのか気になります。)

間接疑問文の作り方

間接疑問文を作るときのポイントは、語順が変わることです。直接疑問文と間接疑問文の違いを見ていきましょう。

1. Yes/Noで答えられる疑問文を間接疑問文にする

  • if または whether を使います。
    疑問文の語順(疑問詞+助動詞+主語)を平叙文の語順(主語+動詞)に変えます。

例文

  • 直接疑問文:Is he at home?(彼は家にいますか?)
    → 間接疑問文:Do you know if he is at home?(彼が家にいるかどうか知っていますか?)
  • 直接疑問文:Will she come tomorrow?(彼女は明日来ますか?)
    → 間接疑問文:I wonder whether she will come tomorrow.(彼女が明日来るかどうか気になります。)

2. 疑問詞を使う疑問文を間接疑問文にする

  • 疑問詞(what, where, who, when, why, how)をそのまま使います。
    疑問文の語順(疑問詞+助動詞+主語)を平叙文の語順(主語+動詞)に変えます。

例文

  • 直接疑問文:Where does he work?(彼はどこで働いていますか?)
    → 間接疑問文:Do you know where he works?(彼がどこで働いているか知っていますか?)
  • 直接疑問文:What time does the train leave?(電車は何時に出発しますか?)
    → 間接疑問文:Can you tell me what time the train leaves?(電車が何時に出発するか教えてもらえますか?)

間接疑問文で注意すべきポイント

1. 助動詞を使わない

直接疑問文では助動詞(do, does, did)が使われますが、間接疑問文では使いません。

  • 直接疑問文:Where does she live?
    → 間接疑問文:Do you know where she lives?
    does が消え、主語と動詞が平叙文の語順になります。)

2. 時制の一致

間接疑問文が過去形の動詞に続く場合、従属節の時制が一致することがあります。

  • 直接疑問文:What is he doing?
    → 間接疑問文:She asked what he was doing.
    (時制が一致し、「is」が「was」に変わります。)
  • 直接疑問文:Where did she go?
    → 間接疑問文:I wondered where she had gone.
    (「did」が「had」に変わります。)

3. 疑問文の語尾に注意

間接疑問文では、文末に疑問符(?)は付きません。疑問文の一部として使うだけなので、語尾は通常の平叙文と同じです。

  • Do you know where he went.(間接疑問文として平叙文の形を保つ)
  • What time does he arrive?(直接疑問文では疑問符を使う)

間接疑問文を整理した表

種類直接疑問文間接疑問文
Yes/No疑問文Is she coming?Do you know if she is coming?
疑問詞を使う疑問文Where is he?Do you know where he is?
助動詞に注意Where does he work?Do you know where he works?
時制の一致What did she say?I wondered what she had said.

間接疑問文を使った表現

間接疑問文を使うと、英語がより自然で丁寧な印象になります。以下の表現と組み合わせて使いましょう。

1. Do you know…?

  • Do you know where the station is?
    (駅がどこにあるか知っていますか?)

2. Can you tell me…?

  • Can you tell me what time the meeting starts?
    (会議が何時に始まるか教えてくれますか?)

3. I wonder…

  • I wonder why she is so upset.
    (彼女がなぜそんなに怒っているのか気になります。)

4. I’m not sure…

  • I’m not sure if they will join us.
    (彼らが私たちに参加するかどうかはわかりません。)

練習問題

次の直接疑問文を間接疑問文に変えてみましょう。

  1. Where does he live?
  2. Is she coming to the party?
  3. What time does the train arrive?
  4. Why did they leave so early?
  5. Did he finish his homework?

学習のコツ

  1. 直接疑問文をしっかり理解する
  • 間接疑問文は、直接疑問文を変形させるものなので、まず直接疑問文の語順をしっかり理解しましょう。
  1. 例文を声に出して練習する
  • 間接疑問文の例文をたくさん読んで、自然な語順に慣れましょう。
  1. 時制の一致に注意する
  • 特に過去形を使うとき、従属節の時制が変わることに注意してください。

いかがでしたか?
間接疑問文は、英語をより丁寧で複雑な表現にするための大切な文法です。少し練習すれば、自然と使いこなせるようになります!ぜひ例文を自分でも作ってみてくださいね。

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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