新人エンジニア研修で「挨拶のポイント」を教えるポイント

こんにちは。ゆうせいです。

新人エンジニア研修で「挨拶のポイント」を教えるのは、意外に重要です。挨拶は単なる「形式」ではなく、社会人としての第一印象を決める大切な要素だからです。ここでは、挨拶の際に意識すべきポイントをいくつか解説しますね。


1. 大きな声ではっきりと挨拶する

挨拶は、相手にしっかりと「聞こえる」ことが大前提です。小さな声やボソボソとした声では、相手に「自信がない」「やる気がない」といった印象を与えてしまうかもしれません。
ポイント

  • 自分の声が周囲に届くよう、意識して声を出す。
  • ハキハキとした口調で、明瞭に伝える。

:「おはようございます!」「お疲れ様です!」
少し声を大きくするだけで、明るく元気な印象を与えられますよ。


2. 自分から先に挨拶をする

社会人になったら、挨拶は待つものではなく、自分から先に行うものです。後輩が先輩や上司に対して挨拶するのはもちろん、社内で顔を合わせたら自然と自分から声をかけましょう。

理由

  • 自分から挨拶をすることで「積極的」「礼儀正しい」という印象を与えられる。
  • 上司や同僚に好印象を持たれる。

:廊下ですれ違ったとき、部屋に入るとき、「お先に失礼します!」など、気づいたらすぐに挨拶!


3. 相手の目を見て挨拶をする

目を見ない挨拶は、どんなに声が大きくても「誠意」が感じられません。相手の目を見て笑顔で挨拶をすることで、相手に安心感や信頼感を与えられます。

ポイント

  • 目を見つめるのが苦手なら、相手の鼻や口元を軽く見ることでもOK。
  • 笑顔を意識することで自然と目が合いやすくなる。

4. 笑顔で挨拶する

無表情で挨拶をしても、相手には「義務的にやっている」という印象しか与えません。自然な笑顔を添えることで、相手も気持ちよく挨拶を返してくれます。

ポイント

  • 無理な笑顔でなくてもよいので、少し口角を上げることを意識する。
  • 挨拶の際は「明るい気持ち」を持つと自然に笑顔が出る。

5. 状況に応じた挨拶を使う

「おはようございます」「お疲れ様です」「お先に失礼します」など、時間帯や状況に応じた適切な挨拶を使い分けることも大切です。

場面挨拶の言葉
朝出社したときおはようございます!
退社するときお先に失礼します!
相手の仕事を労うときお疲れ様です!
会議や打ち合わせ前よろしくお願いします!

状況に合わせて挨拶を使い分けると、社会人としての振る舞いがぐっと良くなりますよ。


6. 名前を加えて挨拶する

新人のうちは顔と名前が一致しないことも多いので、自分の名前を加えた挨拶を意識してみましょう。


「おはようございます!〇〇(自分の名前)です。」
「よろしくお願いします!〇〇です。」

名前を繰り返し伝えることで、周囲に覚えてもらいやすくなります。


まとめ:挨拶のポイント一覧

ポイント解説
大きな声ではっきりと聞こえる声で明瞭に伝える
自分から先に積極的に自分から挨拶をする
目を見て挨拶をする相手に誠意と信頼感を与える
笑顔で挨拶する明るく前向きな印象を作る
状況に応じた挨拶を使う場面に合った言葉を選ぶ
名前を加えて挨拶する自分を覚えてもらうきっかけに

挨拶は社会人としての基本中の基本です。そして、良い挨拶は人間関係を築く「第一歩」になります。研修の際には、これらのポイントを実演しながら伝えると、新人エンジニアたちにもすぐに実践してもらえるはずです!

最初は照れくさいかもしれませんが、習慣化すれば自然にできるようになります。挨拶ひとつで良い職場の雰囲気も作れるので、ぜひ徹底して教えてみてくださいね。

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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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