世界のITエンジニアに贈る、日本の名言17日目 “The Breakthrough Comes After “Nothing More to Think”
こんにちは。ゆうせいです。
世界のITエンジニアに贈る、日本の名言17日目
「もう無理」のあとに非凡が始まる:限界の先にある突破力と思考の壁越え
Day 17 of Japanese Wisdom for Global Engineers
The Breakthrough Comes After “Nothing More to Think”
🗣️ 名言
「凡人と非凡な思考力の持ち主との差ができるのは、もうこれ以上考えても何も出て来ないというところでとどまってしまうか、突破するか、という、それだけの違いである。」
“The only real difference between the ordinary and those with extraordinary thinking lies in this:
when reaching the point where nothing more seems to come to mind—do you stop, or do you break through?”
— 堀紘一(ほり・こういち)/経営コンサルタント・元BCG日本代表
👤 出典
この言葉は、堀紘一氏が思考の深さと非凡さについて語る中での名言です。
多くの人が「もう無理だ」と感じたその地点こそ、“真の思考が始まる起点”であり、凡人と非凡を分ける「紙一重」の瞬間だと説いています。
Hori’s insight here is not about talent or IQ.
It’s about mental endurance—pushing beyond the wall where most people stop thinking.
💡 解釈(問題解決力・エンジニアリング思考の質を高めたい人へ)
ソフトウェア開発でも、企画設計でも、こういう瞬間ありませんか?
- 「もう無理、これ以上は無理」と感じる仕様詰めの壁
- バグの原因がどこにも見つからず、詰んだと思う調査
- 解決策が全部行き詰まっているときの設計会議
ここで「まあ、これが限界だな」とやめてしまうか、
「いや、何かまだあるはずだ」と踏みとどまって深掘るか。
そのわずかな差が、“天才的な発見”を生むかどうかの分かれ道になります。
You hit a wall. Everyone does.
But the extraordinary don’t stop at the wall.
They dig. They circle. They push once more.
And that’s when insight arrives.
🧠 思考の“あと一歩”はこうして生まれる
壁にぶつかったときの選択 | 結果 |
---|---|
そこで立ち止まる | 「今ある情報」の中でしか答えが出せない |
一度立ち止まって、視点を変える | 新しい切り口や前提の崩し方が見えてくる |
休んで戻ってきてもいいが、もう一度深掘る | 既存の枠を超えたアイデアや解釈に出会える |
Breakthrough thinking often comes not from brilliance—
but from persistence past frustration.
🔍 例え話
頭の中の井戸は、最初の数メートルでは水が出ない。
それでも掘り続けた人だけが、深くて冷たい、真水の知恵にたどり着く。
Your mind is a well.
Shallow digging gets nothing.
But go deeper—and the fresh insight flows.
❓ 今日の問い
「最近、“もうこれ以上は無理だ”と感じた場面で、本当に限界まで考えていただろうか?」
"Was your recent mental block really the end—
or just the point where most people choose to stop?"
🌱 まとめと小さなアクション
凡人と非凡を分けるのは、「ひらめき」や「才能」ではなく、
あと一手を“もう一度”考えるかどうかという小さな執念です。
今日ひとつ、「詰んだ」「限界」と感じていたタスクを5分だけ再起動してみましょう。
別の視点、紙に書き出す、誰かに説明する――その一歩が、非凡の入口かもしれません。
Great ideas don’t come before the wall.
They wait behind it.
So give it one more look. One more dig. One more push.
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