【研修講師向け】Windows 11で画面を拡大する2つの方法

Windows 11で画面を拡大するには、主に2つの方法があります。一時的に拡大する「拡大鏡」と、システム全体を恒久的に拡大する「スケーリング」です。それぞれの用途に合わせて使い分けましょう。


一時的に部分拡大する「拡大鏡」 🔍

「拡大鏡」は、マウスカーソル周辺や画面全体を一時的に拡大表示する機能です。デザインの細部を確認したり、プレゼンテーションで特定の部分を強調したりする際に非常に便利です。

主なショートカットキー

  • 拡大鏡の起動 / 拡大: Windows キー + + (プラス) キー
  • 縮小: Windows キー + - (マイナス) キー
  • 拡大鏡の終了: Windows キー + Esc キー

この3つのショートカットキーを覚えておけば、いつでも素早く拡大・縮小ができます。起動すると、画面上に操作パネルが表示され、そこからでも倍率の変更や設定が可能です。


全体を恒久的に拡大する「スケーリング」 🖥️

「スケーリング」は、テキスト、アプリ、アイコンなど、ディスプレイに表示されるすべての要素を大きくする設定です。高解像度ディスプレイ(4Kなど)を使用していて、文字が小さく読みづらい場合に設定すると、PC全体の操作性が向上します。

設定手順

  1. デスクトップで右クリックし、「ディスプレイ設定」を選択します。
  2. 「拡大/縮小とレイアウト」の項目にある「拡大/縮小」を探します。
  3. ドロップダウンメニューから、推奨されている倍率(例: 125%、150%)を選択します。変更は即座に適用されます。

一度設定すれば、常にその拡大率で表示されるため、日常的な利用に最適です。


使い分けのポイント

  • 拡大鏡: 細かい部分を一時的に見たいとき、プレゼンでの強調
  • スケーリング: PC全体の文字やアイコンが小さくて見づらいときの恒久的な対策

新人研修では、特にペアプログラミングやコードレビューで画面を共有する際に「拡大鏡」のショートカットが役立つことを伝えると、すぐに活用してもらえます。また、各自の開発環境設定の際には「スケーリング」の調整を促すと良いでしょう。

セイ・コンサルティング・グループでは新人エンジニア研修のアシスタント講師を募集しています。

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。