オンライン研修の伝わり方が劇的に変わる!「画質より音質」にこだわるべき理由と最強マイクAT2020USB-XP
こんにちは。ゆうせいです。
新人エンジニア研修を担当されている講師の皆さん、日々の研修、本当にお疲れ様です。
オンラインでの研修、なかなか受講生の反応が見えにくかったり、こちらの意図が伝わっているか不安になったりしませんか?
「少しでも分かりやすく」と、高画質なカメラを導入したり、スライド資料を工夫したり…皆さん、様々な努力をされていると思います。
でも、ひとつ見落としがちな、しかし最も重要なポイントがあるんです。
それは、研修の「音質」です。
画質より「音質」が重要なワケ
「え?画質の方が大事じゃないの?」と思うかもしれません。確かに、講師の表情や資料がクリアに見えることは大切です。
しかし、研修の基本は「講師の言葉を聞いて理解する」ことですよね。
想像してみてください。
もし、講師の声が「サー…」というノイズまみれだったら?
声がこもっていて、何を言っているか聞き取りにくかったら?
声が小さくなったり大きくなったり、ブツブツ途切れたりしたら?
受講生は、内容を理解する前に、「音を聞き取る」という余計な作業に頭の力(認知リソース)を使わされてしまいます。これでは、集中力が続くわけがありません。
極端な話、画質が多少荒くても、音声がクリアで聞きやすければ、研修内容は伝わります。しかし、その逆は非常に困難です!
皆さんが使っているマイクは、本当に受講生にクリアな声を届けられていますか?
ノートパソコンに内蔵されているマイクや、イヤホンについているマイクを使っていませんか?
それらのマイクは、残念ながらオンライン研修には不向きなことが多いのです。
なぜなら、エアコンの音、PCのファンの音、キーボードを打つ「カチャカチャ」という音…そういった「環境音(ノイズ)」までもしっかり拾ってしまうから。
研修講師の悩みを解決するマイク
そこで、研修の品質を「音」から劇的に引き上げるアイテムとして、私が強く推奨したいのが、オーディオテクニカの「AT2020USB-XP」というマイクです。
「マイクにこだわるなんて、大げさだよ」と思うかもしれませんが、これこそ「研修品質への投資」なんです。
このマイク、実は「コンデンサーマイク」と呼ばれる種類に分類されます。
専門用語解説:コンデンサーマイク
ここで少し専門用語が出てきましたね。
マイクには大きく分けて「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」があります。
- ダイナミックマイク
- 丈夫で、大きな音に強いのが特徴です。
- 例えるなら、「耳元でかなり大きな声で話さないと聞き取ってくれない、頑丈だけど少し耳が遠い人」という感じです。カラオケのマイクなどがこれにあたります。
- コンデンサーマイク
- 非常に感度が高く、繊細な音や空気感まで捉えるのが得意です。
- 例えるなら、「遠くのささやき声や、息づかいまで感じ取れる、ものすごく耳が良い人」です。
研修では、講師の声の抑揚やニュアンスをしっかり届けることが重要ですよね。だから、感度の高い「コンデンサーマイク」が適しているのです。
「でも、ゆうせいさん。感度が高いってことは、周りの雑音も拾いやすいんじゃ?」
鋭いですね!その通り。
従来のコンデンサーマイクは、その感度の高さゆえに、エアコンの音や外の車の音まで拾ってしまうのが弱点でした。
しかし、このAT2020USB-XPは、その弱点を克服する素晴らしい機能が搭載されているんです!
AT2020USB-XPが研修に最適な2つの理由
このマイクが研修講師にとって「神マイク」となり得る理由は、主に次の2つの機能にあります。
1. ノイズリダクション(雑音カット)
これが本当に強力です。
マイクのボタン一つで、あなたの声以外の「サー」「ゴー」といった環境音(ノイズ)を、マイク側が自動でキレイに消し去ってくれます。
- 例えるなら:
- 「ものすごく耳が良い人(コンデンサーマイク)」が、聞きたい「あなたの声」だけに集中し、周りのガヤガヤ音(エアコン、PCファン、資料をめくる音)は意識的にシャットアウトしてくれるようなものです。
- 研修でのメリット:
- 受講生には、あなたのクリアな声だけが届きます。講師が話していない無音時も、ノイズのない静寂が訪れるため、受講生のストレスが激減します!
2. オートゲインコントロール(音量自動調整)
「ゲイン」とは、マイクが音を拾う感度(入力レベル)のことです。
講師も人間ですから、研修中に熱が入って声が大きくなってしまうこともあれば、逆に少しマイクから離れて声が小さくなることもありますよね。
この機能は、そうした声の大小をマイクが検知し、「あ、今ちょっと声が大きすぎたから、音が割れないようにレベルを下げよう」「お、今声が遠いから、しっかり拾えるよう感度を上げよう」と、自動で最適な音量に調整し続けてくれるのです。
- 例えるなら:
- あなたの隣に、優秀な音響スタッフ(ミキサーさん)が常に張り付いて、リアルタイムで音量バランスを整えてくれているような状態です。
- 研修でのメリット:
- 受講生が「音が大きすぎてビックリする」「声が小さくて聞こえない」と感じる瞬間がなくなり、常に一定の聴きやすい音量で研修に集中できます。
メリットとデメリットの整理
もちろん、どんな機材にも良い面と、導入をためらう面はあります。
メリット
- とにかく「音」がクリアになり、研修の質(伝わりやすさ)が格段に上がります。
- ノイズリダクション機能で、環境音を気にするストレスから解放されます。
- オートゲイン機能で、自分の声量変化を気にせず、研修内容に集中できます。
- USBでパソコンに挿すだけなので、専門的な音響機材(オーディオインターフェースなど)が不要で手軽です。
デメリット
- ノートPCの内蔵マイク(コスト0円)や、数千円のヘッドセットに比べると、初期投資(費用)がかかります。
- (あえて挙げるなら)マイク本体をデスクに置くスペースが必要になります。(ただし、これはマイクアームを使えば解決できます)
費用面は確かにデメリットかもしれません。
しかし、受講生が聞き取れない研修を何時間も続けることの「損失」と、クリアな音声で受講生の理解度が深まる「利益」を天秤にかけてみてください。
この投資は、単なる「贅沢」ではなく、研修の成果を最大化するための「必要経費」だと言えませんか?
まずは「音」から始めよう
オンライン研修の品質向上というと、ついカメラやスライドに目が行きがちです。
しかし、受講生の集中力と理解度に最も直結するのは「音」です。
講師の皆さんの熱意や、大切な知識を、ノイズなくクリアに届けること。
そのための第一歩として、「マイクへの投資」を真剣に検討してみてください。
AT2020USB-XPは、その強力なサポート役になってくれるはずです。
音の環境が整ったら、次はカメラ映り(照明や背景)なども工夫していくと、さらにプロフェッショナルな研修が実現できますよ。
応援しています!