【人事担当者必見】職場が変わる!?「笑いヨガ」がもたらす驚きの健康効果とは
こんにちは。ゆうせいです。
企業の人材育成や健康経営を担当されている皆さん、日々の業務本当にお疲れ様です。
最近、社内の雰囲気はいかがでしょうか?
「リモートワークで雑談が減ってしまった」「メンタル不調を訴える社員が増えている気がする」……そんな悩みを抱えていませんか?
研修企画を考える中で、ロジカルシンキングやマネジメント研修も大切ですが、もっと根本的な「社員の元気」を取り戻す方法を探している方も多いはずです。
そこで今回ご提案したいのが、「笑いヨガ」です。
「えっ、ヨガ? しかも笑うの? ちょっと怪しくない?」
そう思われたかもしれませんね。でも、実はこれ、医学的な根拠に基づいた、非常に合理的で効果的な健康法なのです。
今日は、冗談のようですが大真面目な「笑いヨガ」の世界について、そのメカニズムと企業導入のメリットを解説していきます。
そもそも「笑いヨガ」ってなに?
笑いヨガ(ラフターヨガ)は、1995年にインドの医師、マダン・カタリア博士によって考案されました。
一言で言うと、「笑いの体操」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせたエクササイズです。
ここが一番のポイントなのですが、笑いヨガでは「ユーモア」や「面白い話」は一切必要ありません。冗談で笑わせるのではなく、体操として「ワハハ」と声を出すことからスタートします。
「面白くないのに笑うなんて、意味があるの?」と思いますよね。
実は、私たちの脳にはある面白い特徴があるのです。
それは、「作り笑い」と「本物の笑い」を区別できない、という性質です。
たとえ体操としての作り笑いであっても、口角を上げ、お腹から声を出して笑う動作をすると、脳は「おっ、今は楽しい状況なんだな!」と勘違いをしてくれます。その結果、本気で笑った時と同じような健康効果が体に現れるのです。
これを、車のエンジンに例えてみましょう。
冬の寒い日、エンジンをかけるために最初はキーを回して強制的に点火しますよね(作り笑い)。でも、一度エンジンがかかって温まってくれば、あとはスムーズに走り出します(自然な笑い)。
笑いヨガは、この「最初の点火」を意図的に行うメソッドなのです。
科学が証明する3つの健康効果
では、具体的にどのような効果があるのでしょうか。専門用語を交えつつ、わかりやすく解説します。
1. ストレスホルモン「コルチゾール」の抑制
私たちはストレスを感じると、体内で「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。これは、体が戦ったり逃げたりする準備をするための物質ですが、過剰に出続けると免疫力が下がったり、不眠になったりします。
笑うという動作は、このコルチゾールの数値を劇的に下げることが分かっています。
また、代わりに「エンドルフィン」という脳内ホルモンが分泌されます。これは「脳内麻薬」とも呼ばれ、鎮痛作用や多幸感をもたらします。つまり、笑うことは、体にとって「天然のストレス解消薬」を飲むのと同じような効果があるのです。
2. 「副交感神経」を優位にしてリラックス
自律神経という言葉を聞いたことはありますか? 私たちの体をコントロールしている神経で、アクセル役の「交感神経」と、ブレーキ役の「副交感神経」の2つがあります。
現代のビジネスパーソンは、常に緊張状態にあり、アクセル(交感神経)が踏みっぱなしの状態になりがちです。これが続くと、エンスト(うつ状態や過労)を起こしてしまいます。
笑いヨガの「ヨガ」の部分、つまり「長く息を吐く」という呼吸法は、ブレーキ役である「副交感神経」のスイッチを強制的にオンにします。これにより、体と心がリラックスモードに切り替わり、張り詰めた糸を緩めることができるのです。
3. 有酸素運動としての効果
思いっきり笑った後、お腹が痛くなったり、少し汗ばんだりした経験はありませんか?
実は、大笑いすることは立派な有酸素運動です。1分間の大笑いは、10分間のジョギングやボート漕ぎに匹敵するカロリー消費や酸素摂取量があると言われています。
デスクワークで凝り固まった社員の体をほぐし、脳にたっぷりと酸素を送ることで、午後の集中力アップにもつながります。
企業研修に取り入れるメリットとデメリット
では、これを会社で実施する場合の良い点と悪い点を整理してみましょう。
メリット:コストゼロで「心理的安全性」が高まる
最大のメリットは、特別な道具や設備がいらないことです。体一つあればすぐにできます。
そして、チームビルディングの効果が絶大です。
「心理的安全性」という言葉があります。「このチームなら、自分の弱みを見せても大丈夫」と思える安心感のことです。
普段は真面目な顔をしている上司や同僚と、顔を見合わせて「ワハハ」と笑い合う。この「恥ずかしさを共有する体験」は、心の壁を一気に取り払います。コミュニケーションの潤滑油として、これほど強力なものはありません。
デメリット:導入のハードル(恥ずかしさ)
一方で、デメリットも明確です。それは「恥ずかしい」という心理的なハードルです。
いきなり「さあ笑いましょう!」と言われても、抵抗感を持つ社員は必ずいます。特に日本人はシャイな方が多いので、無理強いをすると逆効果になりかねません。
「これは科学的なトレーニングです」とロジックで説明し、納得感を持ってもらう工夫が必要です。また、プライバシーが守られる会議室で行うなど、環境への配慮も欠かせません。
まとめ
今日は、笑いヨガの健康効果についてお話ししました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 笑いヨガは、作り笑いでも脳を騙して健康効果を引き出すメソッド
- ストレスホルモンを減らし、リラックス効果を高める
- 有酸素運動として、脳の活性化にも役立つ
- チームの心の壁を取り払う効果があるが、導入には配慮が必要
「笑い」は、人間だけが持つ特権であり、最強のセルフケアツールです。
難しく考えず、「とりあえず形から入ってみる」ことで、驚くほど気持ちが軽くなる体験を、ぜひ社員の皆さんに届けてあげてください。
今後の学習の指針
まずは、YouTubeなどで「笑いヨガ」の動画を検索してみてください。実際の雰囲気がわかるはずです。
その上で、次の社内ミーティングの冒頭で、たった1分間だけ実践してみてはいかがでしょうか?
「今日は実験として、1分間だけみんなで手拍子をしながら『ホ・ホ・ハ・ハ・ハ』と声を出してみませんか?」
そう提案してみてください。最初は苦笑いかもしれませんが、終わった後には不思議と空気が温まっているはずですよ。
あなたの職場に、健康的な笑顔が増えることを応援しています!