「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の違い
こんにちは。ゆうせいです。
今日は「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の違いについてお話しします!英語の名詞には「1つ、2つ」と具体的に数えられるものと、数えられないものがあります。この区別はとても重要で、英語らしい表現をするための基本です。一緒に丁寧に学んでいきましょう!
数えられる名詞とは?
数えられる名詞(Countable Nouns)は、1つ、2つ、3つ……と具体的な数を数えることができる名詞です。形を変えることで単数形や複数形を作ることができます。
特徴
- 単数形と複数形がある
- a book(本1冊)
- two books(本2冊)
- 冠詞や数量詞を使う
- 冠詞:a/an, the
例: I have a pen.(ペンを1本持っています。) - 数量詞:some, many, a few
例: I have many books.(たくさんの本を持っています。)
数えられない名詞とは?
数えられない名詞(Uncountable Nouns)は、具体的な数で「1つ、2つ」と数えることができない名詞です。単数形しかなく、複数形はありません。
特徴
- 数えるためには「単位」を使う
- water(水)は数えられないが、「a glass of water」など「単位」を使うことで具体的に数えられる。
例: I drank three glasses of water.(水を3杯飲みました。)
- 数量詞が限られる
- some, much, a littleなどが使われる。
例: I have some information.(いくつかの情報があります。)
代表的な数えられる名詞と数えられない名詞の例
数えられる名詞 | 数えられない名詞 |
---|---|
book(本) | water(水) |
apple(りんご) | milk(牛乳) |
chair(椅子) | rice(米) |
dog(犬) | music(音楽) |
car(車) | advice(アドバイス) |
数えられる名詞と数えられない名詞の区別ポイント
1. 具体的なものか抽象的なものかを考える
- 数えられる名詞は具体的で、形や大きさがあるものが多いです。
例:apple, chair, car - 数えられない名詞は、抽象的だったり、まとまりとして扱うものが多いです。
例:happiness(幸福), knowledge(知識)
2. 物質名詞に注意
物質そのものを表すときは数えられませんが、種類や個々の単位を意識すると数えられるようになります。
例
- Water(水:数えられない)
→ Three bottles of water(水3本:単位を使うと数えられる) - Paper(紙:数えられない)
→ Three sheets of paper(紙3枚:単位を使うと数えられる)
3. 名詞によって意味が変わる場合
同じ単語でも、数えられる名詞と数えられない名詞の両方として使われることがあります。
例
- Chicken
- 数えられる:具体的な鶏(生きている動物)
例: I saw three chickens on the farm.(農場で3羽の鶏を見ました。) - 数えられない:食べ物としての鶏肉
例: I ate some chicken for lunch.(昼食に鶏肉を食べました。) - Experience
- 数えられる:具体的な出来事としての経験
例: I had a wonderful experience last year.(昨年、素晴らしい経験をしました。) - 数えられない:抽象的な経験全般
例: Experience is important in this job.(この仕事では経験が重要です。)
数量詞の使い分け
数量詞 | 数えられる名詞 | 数えられない名詞 | 例文 |
---|---|---|---|
a/an | ✓ | × | I saw a cat. |
some | ✓ | ✓ | I have some apples. / I have some water. |
many | ✓ | × | There are many books on the shelf. |
much | × | ✓ | There isn’t much rice left. |
a few | ✓ | × | I have a few friends. |
a little | × | ✓ | I need a little help. |
数えられる名詞と数えられない名詞の使い分け
- 具体的な数を数えたいとき
- 数えられる名詞を使う。
例: I have three books.(本を3冊持っています。)
- 量をざっくり伝えたいとき
- 数えられない名詞を使う。
例: I need some advice.(いくつかのアドバイスが必要です。)
- 数えられないものを数えるときは単位を加える
- 例: I bought two loaves of bread.(パンを2斤買いました。)
覚えるコツ
- 日常生活の中で分類してみる
- 身の回りの物を数えられるかどうか考えてみましょう。例えば、テーブルにあるものを見て「apple(数えられる)」「water(数えられない)」と区別します。
- 数えられる名詞と数えられない名詞のペアを覚える
- fruit(数えられない) vs. an apple(数えられる)
- bread(数えられない) vs. a slice of bread(数えられる)
- 例文を作って練習する
- 自分で文を作ると、感覚的に覚えられます。
例: I drank some milk.(牛乳を飲みました。)
I saw three cows.(3頭の牛を見ました。)
いかがでしたか?数えられる名詞と数えられない名詞の区別が少しスッキリしたでしょうか。この区別を意識して英語を使うと、自然で正確な表現ができるようになります。ぜひ実際の会話やライティングで使ってみてくださいね!
投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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