前置詞の使い分け

2024年11月15日 2024年11月15日山崎講師

山崎講師

こんにちは。ゆうせいです。
今日は「前置詞の使い分け」についてお話しします！英語の前置詞は、数も多く、どれを使えばいいか迷ってしまうことが多いですよね。でも、ポイントを押さえればスッキリ理解できます。シンプルな例やイメージを交えながら、分かりやすく説明していきますよ。

前置詞とは？

前置詞は、名詞や代名詞の前に置いて、その関係を示す言葉です。場所や時間、方向、原因などを表すときに使います。

例えば：

I am in the room.（私は部屋の中にいます。）
→ 「in」は場所を表しています。
I will go there at 5 PM.（午後5時にそこに行きます。）
→ 「at」は時間を表しています。

前置詞を使い分けるポイント

1. 場所を表す前置詞

in / on / at の使い分け

in：内部にいることを表す
例： I am in the room.（部屋の中にいます。）
→ 包み込まれているイメージです。
on：表面に接していることを表す
例： The book is on the table.（その本は机の上にあります。）
→ 物が触れている感覚です。
at：一点（場所）を指す
例： She is at the station.（彼女は駅にいます。）
→ 場所の「点」を表します。

その他の場所に関する前置詞

under：下
例： The cat is under the table.（猫は机の下にいます。）
between：2つの間
例： The park is between the school and the hospital.（公園は学校と病院の間にあります。）
next to：隣
例： He is sitting next to me.（彼は私の隣に座っています。）

2. 時間を表す前置詞

in / on / at の使い分け

in：幅のある時間（年・月・期間）
例： I was born in 1990.（私は1990年に生まれました。）
→ 長いスパンの時間を表します。
on：特定の日や曜日
例： We will meet on Monday.（月曜日に会いましょう。）
→ 「特定の日」にフォーカスします。
at：時刻や瞬間的な時間
例： The train arrives at 5:00.（電車は5時に到着します。）
→ 「ピンポイント」の時間を表します。

その他の時間に関する前置詞

by：期限
例： I will finish the work by tomorrow.（明日までにその仕事を終えます。）
for：期間
例： I stayed in Paris for two weeks.（2週間パリに滞在しました。）
since：起点
例： She has lived here since 2010.（彼女は2010年からここに住んでいます。）

3. 方向や動きを表す前置詞

to：目的地への到達
例： I am going to the park.（公園に向かっています。）
into：内部への動き
例： She went into the room.（彼女は部屋の中に入りました。）
onto：表面への動き
例： He jumped onto the table.（彼は机の上に飛び乗りました。）
toward(s)：方向性
例： He is walking towards the station.（彼は駅に向かって歩いています。）

4. 原因や目的を表す前置詞

because of：原因
例： The match was canceled because of the rain.（雨のため試合が中止されました。）
for：目的・理由
例： This gift is for you.（この贈り物はあなたのためです。）
about：関連・テーマ
例： This book is about history.（この本は歴史についてのものです。）

5. その他のよく使う前置詞

with：一緒に・道具
例： I went there with my friend.（友達と一緒に行きました。）
例： I wrote a letter with a pen.（ペンで手紙を書きました。）
by：手段・近接
例： I traveled by train.（電車で旅行しました。）
例： The house is by the river.（その家は川のそばにあります。）
of：所属・関係
例： This is the key of the room.（これは部屋の鍵です。）

前置詞の使い分けを整理した表

前置詞	用途	例文
in	場所の中	I am in the room.
on	表面	The book is on the table.
at	場所の一点	She is at the station.
under	下	The cat is under the bed.
by	手段・近接	I traveled by car. The house is by the lake.
for	目的・期間	This gift is for you. I stayed for a week.
to	目的地	He went to the store.
into	内部への動き	She walked into the room.
because of	原因	The game was canceled because of the rain.

前置詞を覚えるコツ

イメージで覚える
前置詞には視覚的なイメージがあるものが多いです。「in＝中」「on＝上」といったイメージを頭に入れると使いやすくなります。
具体例を作る
実際に自分の生活に合わせて例文を作ると、感覚的に理解できます。例えば、「in my bag」「on my desk」など、自分の周りのものを使うといいですね。
セットで覚える表現を増やす
前置詞は特定の動詞や名詞とセットで使われることが多いので、よく使うフレーズを覚えてしまいましょう。
例： interested in, good at, proud of

いかがでしたか？前置詞は最初はたくさんあって難しく感じるかもしれませんが、実際に使う中で少しずつ慣れていけます。ぜひ今日からいろいろな例文を試してみてくださいね！

投稿者プロフィール

山崎講師代表取締役

セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します！
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。

前置詞の使い分け

前置詞とは？

前置詞を使い分けるポイント

1. 場所を表す前置詞

in / on / at の使い分け

その他の場所に関する前置詞

2. 時間を表す前置詞

in / on / at の使い分け

その他の時間に関する前置詞

3. 方向や動きを表す前置詞

4. 原因や目的を表す前置詞

5. その他のよく使う前置詞

前置詞の使い分けを整理した表

前置詞を覚えるコツ

投稿者プロフィール

最新の投稿

関係代名詞

「数えられる名詞」と「数えられない名詞」の違い