新人エンジニアを指導する研修講師の方々に向けて、「つかみ」を解説

こんにちは。ゆうせいです。

つかみは大事ですよね。新人エンジニア研修の講師として、最初に参加者の興味を引く「つかみ」を工夫することで、講義への集中力を高めることができます。以下では、三段落ちを活用した効果的な「つかみ」の例をいくつかご紹介します!


1. 意外性で引き込む例

「昨日、家でWi-Fiが繋がらなくて困りました。
調べたらルーターの設定が変になっていました。
結局のところ、設定をいじったのは自分でした!
でも、これってソフトウェアのバグ対応にも似ていると思いませんか?」

→ 聞き手の共感を誘い、身近な例から技術的な話にスムーズに移行できます。


2. 質問で考えさせる例

「皆さん、バグの報告が3件続けてきたら、どう考えますか?
単なる偶然? それとも何か共通点がある?
実は、三段落ちを使えば、こうした問題の説明がもっと分かりやすくなるんです。」

→ 聞き手に疑問を持たせ、話を聞きたくなる仕掛けを作ります。


3. 笑いを誘う例

「新人エンジニアがよくやるミス、想像できますか?
1つ目、バグの原因を探してたら全然違うコードを修正。
2つ目、直したつもりが別のバグを作り出す。
3つ目、私の過去です(笑)。
でも大丈夫、今日はそういう話も三段落ちで学んでいきましょう!」

→ 自分の失敗をユーモアに変え、リラックスした空気を作ります。


4. ドラマチックなストーリー例

「かつて、ある大規模プロジェクトで問題がありました。
1つ目の問題、機能は動くけど速度が遅い。
2つ目の問題、速度は速いけど安定しない。
3つ目の問題、それを直す私のスキルが足りない…。
そんな私が、三段落ちを活用して説明力を鍛えた結果、大成功した話を今日はシェアします。」

→ 成功体験を提示することで、参加者に「学びたい!」と思わせる効果があります。


つかみは、講義の印象を大きく左右します。受講者に「聞きたい」と思わせるつかみを作ることが、新人エンジニアのモチベーションを高める第一歩です!ぜひ、自分の経験やユーモアを織り交ぜた「つかみ」を工夫してみてください。

セイ・コンサルティング・グループでは新人エンジニア研修のアシスタント講師を募集しています。

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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