発問スキル向上ゲーム:『質問の達人』
こんにちは。ゆうせいです。
発問のスキルを楽しく練習できるゲームを考案しました!これは新人研修の講師同士や、グループ研修で楽しみながら実践力を高めるために最適です。
発問スキル向上ゲーム:『質問の達人』
ゲーム概要
「質問の達人」は、発問の種類やスキルを実践形式で学びながら鍛えるゲームです。参加者は特定のテーマに沿って発問を行い、他の参加者の回答やフィードバックをもとに、発問の質や適切性を磨いていきます。
準備
- 人数
3~8人のグループで行うのがおすすめ。講師役1人と回答者役の複数人で構成します。 - 必要なもの
- テーマカード(具体的なテーマが書かれたカード)
- 発問の種類リスト(例:「全体発問」「個別発問」「切り返し発問」など)
- タイマー
- 評価シート(後述)
- テーマ例
- 職場のコミュニケーション
- チームリーダーの役割
- 効率的な会議の進め方
- 仕事の優先順位付け
- 新しいアイデアを生む方法
ルール
- テーマ選定 司会者がテーマカードを1枚引いて全員に発表します。例:「チームリーダーの役割」。
- 発問ターン 1人が講師役となり、他の参加者に発問を行います。このとき、ゲーム開始前に指定された「発問の種類」を使うことが条件です。例:
- 第1ターン:「全体発問」を使ってください。
- 第2ターン:「個別発問」を使ってください。
- 回答者の役割 講師役の質問に対して、回答者は自由に答えます。ただし、回答内容はリアルでなくても構いません(創造的な回答や冗談でもOK)。
- フィードバック 質問が終わった後、参加者全員で以下の点についてフィードバックします。
- 発問の目的が明確だったか?
- 質問が答えやすかったか?
- 発問の種類に適していたか?
- 切り返しラウンド 講師役が回答者の答えを深掘りする「切り返し発問」を1回行います。例:「なるほど、その理由をもう少し詳しく教えてもらえますか?」
- 交代 1ラウンドが終わったら講師役を交代し、次のターンに進みます。
勝敗ルール(オプション)
発問のスキルを競う形式にしたい場合、以下の方法で得点をつけます。
- 明確で答えやすい質問をした:+2点
- 回答者から深い議論や意見を引き出した:+3点
- 指定された発問の種類を正しく使った:+1点
- 不明瞭または答えづらい質問だった:-1点
ゲーム終了時に最も得点が多い人が「質問の達人」です!
バリエーション
- タイムアタック形式 1ラウンドに2分の制限時間を設け、制限内にできるだけ多くの発問を行います。
- ランダム発問形式 各プレイヤーがランダムに選ばれた発問の種類を使うルール。例:「このターンは『誘導質問』を使ってください」。
- シナリオ形式 特定のシナリオ(例:チームのトラブル対応、新人育成プラン)を設定し、その状況に合った発問を考えます。
メリット
- 楽しみながら発問の種類や使い方を実践的に学べる。
- 他者の発問を聞くことで新しいアイデアや視点を得られる。
- グループの雰囲気を良くする効果もあり。
ぜひこのゲームを研修や講師向けのトレーニングに取り入れてみてください!繰り返し実践することで、発問スキルが自然と磨かれていきますよ。
セイ・コンサルティング・グループでは新人エンジニア研修のアシスタント講師を募集しています。
投稿者プロフィール
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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