008-Javaの基本-switch【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】

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switchについて解説します。

ソースコード

public class ExampleSwitch {
	public static void main(String[] args) {
		int data = 80;
		switch(data){
		case 60:
			System.out.println("C");
			break;
		case 70:
			System.out.println("B");
			break;
		case 80:
			System.out.println("A");
			break;
		default:
			System.out.println("D");
		}
	}
}


解説

switchについて解説します。

複雑な条件分岐を記述するためには、if-elseの構文を使うことができますが、
長くなると、どうしてもelse if〜というブロックが多くなり、ソースコードが見にくくなります。
そこで今回ご紹介するswitch文を使うと、すっきりとコードを書くことができます

switch文は、switch(変数名)中括弧という形で記述します。
サンプルコードでは、変数dataを評価しています。

中括弧の中に、caseスペース値:と記述することで、変数の値を評価します。
たとえば、case 60:と書くと、変数dataの値が60だったら、という記述になります。
処理が終わったら、break;を記述するようにしましょう。
そうしないと、次のcase文まで実行されてしまいます。

このように、条件分岐したい値をcase文に書いていくと、
60だった場合、70だった場合、80だった場合、の処理となります。

if-else文のelseに相当するものが、default:という記述です。
サンプルコードでは60、70、80いずれも当てはまらなかった場合の処理ということになります。

今回は、変数dataに80が代入されていますから、結果はAが表示されます。

switch文をうまく使って、すっきりと条件分岐を記述できるようになりましょう。
以上、switchについて解説しました。

このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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