JavaのScannerクラスの入力メソッドの比較

2023年5月21日 2024年6月25日山崎講師

山崎講師

JavaのScannerクラスには、次のような入力メソッドがあります。

next(): スペースや改行文字で区切られた次のトークン（単語）を取得します。入力ストリームから次のトークンを読み込んで返します。

nextLine(): 改行文字（Enterキー）までの一行のテキストを取得します。入力ストリームから改行文字までのテキストを読み込んで返します。

nextInt(): 次の整数値を取得します。入力ストリームから整数値を読み込んで返します。

これらのメソッドの違いは次のようになります。

next(): スペースや改行文字で区切られた次の単語を取得します。たとえば、入力が "Hello World" の場合、next() は "Hello" を返します。このメソッドは、スペースで区切られた複数の単語を個別に取得したい場合に便利です。

nextLine(): 改行文字（Enterキー）までの一行のテキストを取得します。たとえば、入力が "Hello World" の場合、nextLine() は "Hello World" を返します。このメソッドは、一行全体を取得する場合に便利です。

nextInt(): 次の整数値を取得します。たとえば、入力が "42" の場合、nextInt() は整数値 42 を返します。このメソッドは、整数値を取得する場合に便利です。

これらのメソッドを使って、入力ストリームから必要なデータを取得することができます。適切なメソッドを選択するために、入力の形式と取得したいデータの種類に応じて使い分けましょう。

山崎講師代表取締役

セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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