WordPressにGoogleフォームをレスポンシブ対応で埋め込む方法【初心者でも簡単】

こんにちは。ゆうせいです。

今回は、WordPressにGoogleフォームを埋め込む方法について、初心者の方でも迷わずできるよう、丁寧に解説していきます。

特にスマートフォンやタブレットなど、どんな端末でも見やすく表示されるようにする方法(レスポンシブ対応)にも注目します。


なぜGoogleフォームをWordPressに埋め込むのか?

Googleフォームは、無料で使えて、アンケートやお問い合わせフォームが簡単に作成できる便利なツールです。

WordPressと組み合わせることで、以下のようなメリットがあります。

メリット内容
無料で使えるGoogleアカウントがあればすぐ使えます
デザインがシンプルすっきりした見た目で、回答もスムーズ
回答結果が自動でスプレッドシートに保存されるデータ管理が簡単
スマホ対応も可能HTMLを少し編集するだけで対応可

ステップ1:Googleフォームを作成しよう

まずはGoogleフォームを用意します。

  1. Googleフォーム にアクセス
  2. テンプレートを選ぶ or 空白フォームを作成
  3. 質問を入力して、必要に応じて画像や説明も追加

完成したら、いよいよ埋め込みコードを取得します!


ステップ2:埋め込み用のHTMLコードを取得

  1. 画面右上の「送信」ボタンをクリック
  2. 送信方法の中から「< >」アイコン(HTML)を選ぶ
  3. 表示されるコードをコピー (例:)
<iframe src="https://docs.google.com/forms/d/e/xxxxxxxx/viewform?embedded=true" width="640" height="800" frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0">読み込んでいます…</iframe>

ここまではGoogleフォーム側の準備です。次に、WordPress側の設定に進みましょう!


ステップ3:WordPressに埋め込む方法

埋め込み方法(クラシックエディター・ブロックエディター両対応)

クラシックエディターの場合:

  1. 投稿または固定ページを編集
  2. 「テキスト」モードに切り替え
  3. コピーしたHTMLコードを貼り付け

ブロックエディター(Gutenberg)の場合:

  1. 投稿または固定ページを編集
  2. 「カスタムHTML」ブロックを追加
  3. コピーしたHTMLコードを貼り付け

これで一応フォームは表示されますが、実はこのままだとパソコンでは問題なくても、スマホで見ると横が切れてしまうことがあります


ステップ4:レスポンシブ対応にする

フォームがスマートフォンでも綺麗に見えるように、HTMLコードの一部を少しだけ編集します。

編集するポイント

デフォルトでは以下のようになっています:

<iframe src="..." width="640" height="800" ...></iframe>

この中の width="640" を、次のように書き換えましょう。

<iframe src="..." style="width:100%;" height="800" ...></iframe>

補足:なぜこうするの?

「width」は横幅のことですが、「640px」とピクセル指定してあると、スマホの画面よりも広くなってしまい、はみ出すことがあります。

そこで、「100%」にすると、「表示される画面の幅に応じて自動的にサイズが変わる」ようになります。
これをレスポンシブデザイン(responsive design)と言います。

ちょうど水の入った風船のように、器の大きさ(画面サイズ)に合わせて中身の形が変わるようなイメージですね!


よくある質問(FAQ)

Q. フォームが途中で切れて表示されないのですが?

height(高さ)の値が小さい可能性があります。
フォームが長くなった場合、height="800" の数値を 10001200 に変えると改善されます。

Q. セキュリティ上の問題はないですか?

GoogleフォームはGoogleが提供している公式サービスなので、基本的に安全です。
ただし、スパム対策のために「reCAPTCHA」などを併用するのもおすすめです。


まとめ

WordPressにGoogleフォームを埋め込む手順を振り返ってみましょう。

  1. Googleフォームを作成
  2. 埋め込み用コードをコピー
  3. WordPressでHTMLとして貼り付け
  4. width="640"style="width:100%;" に書き換えてスマホ対応!

これだけで、パソコンでもスマホでもきれいに表示できるフォームが完成します。


今後の学習のヒント

もし今回の内容が理解できたら、次のステップとして以下のことにチャレンジしてみてください!

  • Googleフォームで条件分岐を使ってみる(質問の内容によって表示を変える)
  • フォームの回答をGoogleスプレッドシートで自動集計する方法を学ぶ
  • WordPressでお問い合わせ管理プラグイン(Contact Form 7やWPFormsなど)との比較をしてみる

少しずつスキルアップして、より見やすく、使いやすいサイト作りに役立ててくださいね!

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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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