関係代名詞

こんにちは。ゆうせいです。
今日は「関係代名詞」についてお話しします!関係代名詞は英語の中でも特に重要な文法ポイントの一つです。これを使いこなせると、情報をギュッと詰め込んだ豊かな文章を作ることができるようになります。一緒に基本から応用までじっくり学んでいきましょう!


関係代名詞とは?

関係代名詞は、2つの文をつなげて1つの文にまとめるために使う単語です。例えば:

  • This is the book. + I bought it yesterday.
    (これがその本です。+ 私が昨日買いました。)
    This is the book that I bought yesterday.
    (これが私が昨日買った本です。)

関係代名詞を使うと、話題にするもの(先行詞)について追加の情報を説明することができます。


関係代名詞の種類

関係代名詞には主に次の4種類があります。それぞれの使い方を見ていきましょう。

1. who

を先行詞にするときに使います。

例文

  • I know the girl who is standing there.
    (あそこに立っている女の子を知っています。)
    → 「who」は「その女の子」を説明する部分(is standing there)とつなげています。

2. which

物や動物を先行詞にするときに使います。

例文

  • This is the car which I bought yesterday.
    (これが昨日私が買った車です。)
  • The dog which is barking is very cute.
    (吠えている犬はとてもかわいい。)

3. that

人や物のどちらにも使える便利な関係代名詞です。ただし、以下のような場合に特によく使われます。

  • 先行詞が「人と物の両方」を含む場合
    He is the man and the artist that I respect.
    (彼は私が尊敬する人でありアーティストです。)
  • 先行詞が「最上級」や「all, everything」などの場合
    This is the best movie that I have ever seen.
    (これは私が今まで見た中で最高の映画です。)

4. whom

「who」の目的格の形です。フォーマルな場面で使われます。

例文

  • The woman whom I met yesterday was very kind.
    (昨日会った女性はとても親切でした。)
    → この場合、「whom」は目的語(I met her)になります。

関係代名詞の省略

関係代名詞は、主語ではなく目的語の場合、省略することができます

例文

  • The book that I read was interesting.
    The book I read was interesting.
    (私が読んだ本は面白かった。)

ただし、主語になる場合は省略できません:

  • The boy who is playing soccer is my brother.
    (サッカーをしている少年は私の弟です。)
    → 主語の「who」は省略不可。

制限用法と非制限用法

制限用法(Restrictive)

先行詞について、必要な情報を追加するときに使います。コンマ(,)を使わないのが特徴です。

例文

  • The man who is wearing a red hat is my teacher.
    (赤い帽子をかぶっている男性が私の先生です。)

この文では、男性が複数いる中で「赤い帽子をかぶった人」を特定しています。


非制限用法(Non-restrictive)

先行詞について補足的な情報を追加するときに使います。コンマ(,)を使うのが特徴です。

例文

  • My brother, who lives in Tokyo, is a doctor.
    (東京に住んでいる私の兄は医者です。)

この文では、兄が一人しかいない前提で、彼が東京に住んでいることを補足しています。


関係代名詞を使った応用表現

1. 所有格の関係代名詞 whose

先行詞の「持ち物」や「属性」を表すときに使います。

例文

  • I met a girl whose bag was red.
    (バッグが赤い女の子に会いました。)
  • He is the man whose house is big.
    (彼は家が大きい男性です。)

2. 関係副詞(when, where, why)

関係副詞は、時(when)場所(where)理由(why)を表すときに使います。

例文

  • I remember the day when we first met.
    (私たちが初めて会った日を覚えています。)
  • This is the place where I was born.
    (ここが私が生まれた場所です。)
  • Tell me the reason why you are late.
    (あなたが遅れた理由を教えてください。)

関係代名詞を整理した表

関係代名詞先行詞用法例文
who主格The girl who is singing is my friend.
whom目的格(フォーマル)The man whom I saw was kind.
which物・動物主格・目的格The car which I bought is new.
that人・物制限用法でよく使うThe movie that I watched was great.
whose人・物の所有所有格The man whose car is red is my neighbor.
when時間関係副詞I remember the day when we went hiking.
where場所関係副詞This is the house where I grew up.
why理由関係副詞This is the reason why I love English.

関係代名詞を覚えるコツ

  1. 2つの文をつなげる練習をする
  • 簡単な文を組み合わせて関係代名詞を使う感覚を身につけましょう。
  1. 主格・目的格の違いに注意
  • 主格(who, which)は省略できない、目的格(whom, which)は省略可能、と覚えておくと便利です。
  1. 例文をたくさん声に出す
  • 実際に例文を声に出して練習すると、感覚的に使えるようになります!

関係代名詞を使いこなせると、英語の文章がより豊かで洗練されます。ぜひ今日学んだ内容を使って、いろいろな文章を作ってみてくださいね!

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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