動詞の形（to不定詞 と 動名詞）
山崎講師こんにちは。ゆうせいです。
今日は「動詞の形（to不定詞 と 動名詞）」についてお話しします！英語では、動詞の後に「to不定詞」や「動名詞（～ing）」を使うことで、動詞の意味や使い方が変わることがあります。このルールをしっかり理解すると、自然で正確な英語表現ができるようになりますよ。一緒に学んでいきましょう！
to不定詞 と 動名詞 の違い
to不定詞と動名詞はどちらも動詞の後に来る形ですが、使う場面やニュアンスが異なります。
- to不定詞（to + 動詞の原形）
未来志向、目的、可能性を表すことが多いです。
例： I hope to see you soon.（すぐにお会いしたいです。） - 動名詞（動詞 + ing）
過去や現在の行為、実際に行われる行動、継続性を表すことが多いです。
例： I enjoy reading books.（本を読むのが好きです。）
to不定詞 を使う主な動詞
以下のような動詞の後には to不定詞 が続きます。
1. 希望・意図を表す動詞
- want, hope, plan, decide, promise など
例文
- I want to travel to Japan.
（日本を旅行したいです。） - She decided to join the club.
（彼女はクラブに参加することを決めました。）
2. 目的や目標を表す動詞
- learn, try, aim, manage など
例文
- He is learning to play the guitar.
（彼はギターを弾くことを学んでいます。） - I tried to open the door, but it was locked.
（ドアを開けようとしましたが、鍵がかかっていました。）
3. 義務や約束を表す動詞
- need, have (to), agree, refuse など
例文
- You need to finish your homework.
（宿題を終わらせる必要があります。） - He agreed to help me.
（彼は私を手伝うことに同意しました。）
動名詞（～ing） を使う主な動詞
以下のような動詞の後には 動名詞（～ing） が続きます。
1. 趣味や楽しみを表す動詞
- enjoy, like, love, hate, dislike, mind など
例文
- I enjoy cooking.
（料理をするのが好きです。） - She loves dancing.
（彼女は踊るのが大好きです。）
2. 行為の開始や終了を表す動詞
- finish, stop, quit, avoid など
例文
- He finished writing his report.
（彼はレポートを書くのを終えました。） - She avoided talking about the problem.
（彼女はその問題について話すのを避けました。）
3. 感情や動作を表す動詞
- imagine, consider, admit, suggest など
例文
- Can you imagine living in another country?
（他の国に住むことを想像できますか？） - I suggest going for a walk.
（散歩に行くことを提案します。）
to不定詞 と 動名詞 のどちらも使える動詞
一部の動詞は、to不定詞 と 動名詞 の両方を取ることができます。ただし、意味が異なる場合があります。
1. 意味が変わらない場合
- start, begin, continue, like, love など
例文
- I started to read a book. = I started reading a book.
（本を読み始めました。）
2. 意味が変わる場合
remember, forget, stop, try の場合
| 動詞 | to不定詞 | 動名詞 |
|---|---|---|
| remember | （これからすることを覚えている） | （過去にしたことを覚えている） |
| forget | （これからすることを忘れる） | （過去にしたことを忘れる） |
| stop | （次にするためにやめる） | （行動そのものをやめる） |
| try | （試しに努力する） | （試しにやってみる） |
例文
- Remember to lock the door.（ドアに鍵をかけるのを忘れないで。）
→ to不定詞：これからする行動を忘れない。 - I remember locking the door.（ドアに鍵をかけたのを覚えています。）
→ 動名詞：過去にした行動を覚えている。 - He stopped to smoke.（彼はタバコを吸うために立ち止まった。）
→ to不定詞：目的を表す。 - He stopped smoking.（彼はタバコを吸うのをやめた。）
→ 動名詞：行動をやめた。
to不定詞 と 動名詞 の整理表
| 動詞の種類 | 例 | 用法 |
|---|---|---|
| to不定詞のみ | want, hope, plan | 未来志向・目的を表す |
| 動名詞のみ | enjoy, finish, avoid | 趣味・感情・継続する行動を表す |
| どちらも使える（意味変化なし） | start, begin | 開始や継続を表す |
| どちらも使える（意味変化あり） | remember, stop, try | 過去/未来や目的の違いを表す |
学習のコツ
- よく使う動詞を覚える
- まずは、「to不定詞」と「動名詞」をそれぞれ取る動詞を覚えましょう。特に、「enjoy（動名詞）」「want（to不定詞）」など日常的に使うものから始めると効果的です。
- 例文を作る
- 自分の生活に合った例文を作って、動詞と形のペアを覚えましょう。
例： I enjoy playing soccer. / I want to visit Paris.
- 意味が変わる動詞を意識する
- remember, stop, try のように、使い方で意味が変わる動詞は特に注意して覚えましょう。
いかがでしたか？
to不定詞 と 動名詞 を使い分けると、英語表現がより正確で豊かになります！実際に練習して、いろいろな文章を作ってみてくださいね。どんどん使いこなせるようになりますよ！
投稿者プロフィール
- 代表取締役
-
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
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