オンライン研修で失敗しない!受講者の心を掴む機材選びと進行の秘訣
こんにちは。ゆうせいです。
みなさんはオンライン研修を主催したり、講師を務めたりしたことはありますか?画面越しに相手の反応が見えづらくて不安になったり、操作説明が上手く伝わらずに焦ってしまったりした経験があるかもしれませんね。
実は、オンライン研修を成功させるためには、対面での研修とは全く異なる視点での配慮が必要になります。今回は、初心者の方でもすぐに実践できる、オンライン研修を円滑に進めるためのコツを分かりやすく解説します。
映像よりも音に投資すべき理由
オンライン研修の準備をするとき、多くの方が高画質なカメラを揃えようとします。しかし、本当に優先すべきなのはカメラではなく、最高品質のマイクです。
なぜカメラよりもマイクが重要なのでしょうか?想像してみてください。
テレビの電波が悪くて画面が少しザラついていても、ニュースの内容は理解できますよね。ですが、もしも音がブツブツと途切れたり、キーンという不快な雑音が入ったりしたらどう感じるでしょうか。おそらく、数分も経たないうちに聴くのをやめたくなるはずです。
人間は、視覚情報の多少の劣化には耐えられますが、音声の乱れには生理的な嫌悪感を抱きやすい性質を持っています。音が聞こえにくいというストレスは、受講者の集中力を削ぐだけでなく、講師に対する不信感にまで発展してしまうのです。
高品質マイクを使うメリットとデメリット
ここで、良いマイクを導入する際の特徴を整理しておきましょう。
メリット
- 受講者の耳の疲れを軽減し、長時間の研修でも集中を維持させやすくなります。
- 講師の声に温かみや信頼感が宿り、メッセージが伝わりやすくなります。
- 周囲の雑音をカットする機能により、自宅などの生活音がある環境でも安心して配信できます。
デメリット
- 性能の良いマイクは価格が高くなる傾向にあります。
- 設定や接続に少しだけ知識が必要な場合があります。
最初は数千円程度の外付けマイクからでも構いません。パソコンの内蔵マイクを卒業することから始めてみましょう!
操作画面は受講者に共有してもらう
パソコン操作を教える演習などでは、講師が自分の画面を見せてお手本を示すのが一般的だと思っていませんか?実は、それこそが受講者を迷子にさせてしまう原因なのです。
講師は操作に慣れているため、どうしても動きが流暢すぎてしまいます。受講者はそのスピードについていけず、消化不良を起こしてしまいます。
そこで、あえて代表の受講者に画面を共有してもらい、その人の操作に合わせて解説を進めてみてください。
共感できる失敗が深い学びに変わる
受講者が操作を間違えたり、変なボタンを押してエラーが出たりしたときは、絶好のシャンスです!
なぜなら、その間違いは他の参加者も同じように陥りやすいポイントだからです。どこでつまづきやすいのか、エラーが出たときにどうやってリカバリーすればいいのかを、全員でリアルタイムに体験できます。
完璧なデモを見せるよりも、共感できる失敗を共有する方が、より実践的で記憶に残る学びになります。
学習効果を最大化する計算の考え方
研修の満足度を考えるとき、一つの指標として次のようなイメージを持ってみてください。
全体の満足度 =
もし学びの内容が 点満点だとしても、音声が聞こえにくくて環境が
だったら、全体の満足度は
にまで落ち込んでしまいます。一方で、内容が
点でも、環境を整えて
の心地よさを提供できれば、結果は
にまで高まります。
掛け算の魔法を意識して、まずはマイナス要素をゼロにすることから始めてみましょう。
今後の学習の指針
オンライン研修のスキルを磨くために、まずは以下のステップに挑戦してみてください。
- 自分の声を録音して聴いてみるまずは自分の声が相手にどう届いているかを知ることが第一歩です。録音した声を聴いて、聞き取りにくいと感じたらマイクの購入を検討しましょう。
- 小人数での練習会を開くいきなり大人数を相手にするのは緊張します。同僚や友人と数人で繋いで、画面共有の練習や進行のシミュレーションをしてみるのがおすすめです。
- フィードバックを積極的に求める研修の最後に、内容だけでなく操作感や音声の聞こえ方についてもアンケートを取ってみてください。
オンラインの世界では、講師と受講者が一緒に場を作っていく姿勢が大切です。完璧を目指すよりも、受講者に寄り添った温かい研修を目指していきましょう!
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投稿者プロフィール
- 代表取締役
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セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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学生時代は趣味と実益を兼ねてリゾートバイトにいそしむ。長野県白馬村に始まり、志賀高原でのスキーインストラクター、沖縄石垣島、北海道トマム。高じてオーストラリアのゴールドコーストでツアーガイドなど。現在は野菜作りにはまっている。