新人エンジニアをプロに変える!1週間で成果を出す最強の研修設計術

こんにちは。ゆうせいです。

エンジニア研修を担当することになった皆さん、1週間のスケジュールをどのように組み立てていますか。

ただ教科書の内容を月曜日から金曜日まで詰め込むだけでは、受講生の心は離れていってしまいます。

研修を成功させるコツは、単なる知識の伝達ではなく、受講生の心理的なバイオリズムを計算に入れることにあるのです。

今回は「緊張と緩和」のリズムを使いこなし、受講生を自走させるための1週間の設計図を公開します。

1. 初動(月・火)は緊張感のセットアップ

週の始まりである月曜日の朝一番には、確認テストを実施するのが鉄則です。

これにより、週末も準備や予習復習が必要だという意識を植え付け、学生気分からプロの顔つきへと切り替えさせます。

序盤は基礎インプットを中心に据え、規律と基準を高い位置で固定してしまいましょう。

バイオリズムとは?

ここでバイオリズムという言葉が出てきましたね。

これは、人間の心や体の状態が、一定の周期で良くなったり悪くなったりする波のようなリズムのことを指します。

例えば、テスト前日に急に集中力が上がるのも、一種のリズムの変化です。

研修においても、月曜日は気合を入れ、疲れが見える水曜日は少しリラックスさせるというように、この心の波に合わせてメニューを変えることが大切なのです。


2. 中盤(水・木)は能動的な変化

週の半ばは、どうしても集中力が切れ、中だるみしやすい時期です。

ここでは座学を減らし、ゲーム性のある演習やロールプレイングなど、楽しめる・動ける・話せるカリキュラムを配置してください。

同期との協力を通じて、疲れを熱気に変える工夫が必要です。

ロールプレイングのメリットとデメリット

ロールプレイングとは、実際の仕事の場面を想定して、役割を演じながら練習する手法です。

  • メリット
    • 知識として知っているだけの状態から、実際に使える状態へ引き上げられる
    • 相手の立場を体験することで、コミュニケーションの課題に気づける
  • デメリット
    • 恥ずかしがって真剣に取り組まないと、単なるごっこ遊びで終わってしまう
    • 適切なフィードバックがないと、間違ったやり方を身につけてしまう恐れがある

3. 終盤(金)は内省と翌週への布石

金曜日は新しいことを詰め込まず、振り返りに時間を割きます。

KPT法などを活用して1週間の学びを言語化し、来週はどう動くかという行動目標に落とし込ませることで、自走するサイクルを作ります。

KPT法をマスターしよう!

KPT法とは、仕事を振り返るためのシンプルなフレームワークです。

  1. Keep(良かったこと、今後も続けること)
  2. Problem(悪かったこと、課題)
  3. Try(次に試してみたいこと)

例えば、プログラムが完成した(Keep)けれど、時間がかかりすぎた(Problem)なら、次はタイマーを使って作業する(Try)といった具合です。

これを繰り返すことで、エンジニアとして自ら成長し続ける力が身につきます。

成長を加速させる学習の方程式

1週間の学びの成果を最大にするためには、このイメージを持ってください。

成果 = 学習の規律 \times 振り返りの質

週初めの規律あるインプットと、週末の質の高い振り返りが掛け合わさることで、受講生は一歩ずつプロに近づいていくのです。


まとめと今後の指針

1週間の研修設計は、受講生の心の動きに寄り添うことが何より重要です。

まずは次の月曜日、朝一番の確認テストでピリッとした空気を作るところから始めてみませんか。

皆さんが設計したリズムに乗って、受講生が驚くような成長を見せてくれることを応援しています!

セイ・コンサルティング・グループでは新人エンジニア研修のアシスタント講師を募集しています。

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
この記事に間違い等ありましたらぜひお知らせください。

学生時代は趣味と実益を兼ねてリゾートバイトにいそしむ。長野県白馬村に始まり、志賀高原でのスキーインストラクター、沖縄石垣島、北海道トマム。高じてオーストラリアのゴールドコーストでツアーガイドなど。現在は野菜作りにはまっている。