004-Javaの基本-算術演算子 【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】

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算術演算子について解説します。

ソースコード

public class ArithmeticOperator {
	public static void main(String[] args) {

		int addition = 4 + 9;
		System.out.println(addition);

		int subtraction = 4 - 9;
		System.out.println(subtraction);

		int multiplication = 4 * 9;
		System.out.println(multiplication);

		int division = 9 / 4;
		System.out.println(division);

		int surplus = 9 % 4;
		System.out.println(surplus);

	}
}

解説

プログラムで計算させることは基本中の基本です。

複雑な計算でも演算子を覚えれば、瞬時に計算してくれます。

Javaで計算をするときには、算術演算子を使います。

サンプルコードで登場する+、-、*、/、%の記号のことです。

数学で使う記号と同じところもありますが、違うところもあるので、注意しましょう。

+という記号や-という記号は、数学でもおなじみの記号です。

足し算、引き算、という形になります。結果は13、-5になります。

*や/、%は、それぞれかけ算、わり算、余りの計算になります。

4*9で、36、

9/4で2.25としたいのですが、Javaでは9と4のように整数同士の演算は、結果は整数つまりint型になるという性質があるので、結果は2となります。

注意しましょう。

9%4は余りの計算です。

9を4で割ると、2余り1。つまり、1が答えになります。

余りの計算は偶数か奇数か判断するときに使われたりします。

2で割った余りは必ず0もしくは1になるので、%2と演算させ、結果が0ならば偶数、1ならば奇数と利用するわけです。

算術演算子を正しく使って、目的の計算ができるようになりましょう。

以上、算術演算子について解説しました。

このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。