029-オブジェクト指向の基本-文字列の比較【新人エンジニアが最初に覚えたい100のJava文法】

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オブジェクト指向の基本-文字列の比較について解説します。

ソースコード

public class ExampleStringEquals {
	public static void main(String[] args) {
		String str1 = new String("ABC");
		String str2 = new String("ABC");
		if(str1.equals(str2)){
			System.out.println("Equal");
		}else{
			System.out.println("Not Equal");
		}
	}
}

解説

文字列の比較について解説します。

値を比較するときは、ダブルイコール(==)を使って、比較するのが基本ですが、

文字列を扱うときには、ちょっと注意が必要です。

たとえば、文字列のクラスであるString クラスからABCという文字列を含むインスタンスを作成して、ダブルイコールで比較してみてください。

すると、結果はノットイコールになります。

これは、ダブルイコールは、インスタンスの場所つまりメモリ上の参照を比較しているからです。

文字列を比較するときには、equalsメソッドを使うようにしましょう。

これで、インスタンスの中身を比較するようになります。

実行してみましょう。

結果はイコールになります。

ここでは、インスタンスの中身であるABCという文字列を比較します。

文字列を比較するときには、equalsメソッドを使う

ワンポイントとして覚えておきましょう。

以上、文字列の比較について解説しました。

このサンプルコードをJavaタッチタイプゲームとして遊ぶことができます。