プランニングポーカーの進め方

プランニングポーカーとは、チームで作業規模を見積もる代表的な手法です。

参加者全員の見解を短時間でまとめることができます。

その特徴は

①相対見積もり
(正確に見積もるのではなく、あるタスクと比較してどれくらいかという見積もりを行います)

②フィボナッチ数列
(2と3では50%の差がありますが、21か20かは5%以下の差でしかありません)

③異なる見解を引き出す
(多様な知識を歓迎します。特に経験者の意見を重視します)の3点です。

導入上の留意点としてチームの知識不足により正確に見積もれない可能性は残ります。

しかし、議論するよりも作業をすすめる方を選ぶのがプランニングポーカーの考え方です。

プランニングポーカーの6ステップ

1.ベースラインを決める

 全員で基準になるタスクを決める。
全員が経験を有していてあまり大きくないもの。
これを規模2と仮置きする。
(規模は標準的な作業者が一人で作業した場合で見積る、以下同様)

2.次のタスクを選ぶ

 次に見積もるタスクを選び、先のベースラインを規模2としたときに、どのくらいの規模と考えるか各自カードを選ぶ。(相対見積り)

3.カードを場に出す

 各自選んだカードを同時に場に出す(これが名前の由来)。
この時点で意見が一致したら見積もり完了。
意見が一致しなければ次へ。(棄権はカードを裏向けて出す)

4.見解を述べる

 一番大きなカード、一番小さなカードを出した人は、その理由を簡潔に話す。

5.もう一度カードを出す

 見解を聴いたうえで各自カードを選び直し、同時に場に出す。
この時点で意見が一致したら見積もり完了。

6.3回で切り上げる

 3回カードを出しても意見が一致しない場合は、

  ①大きい方を採用(安全重視)
  ②平均値を採用(コンセンサス重視)

のどちらかの方法で値を決める。

最後に、
①相対見積りを絶対見積りに直す。
(規模2が5日なら、規模3は7日又は7.5日又は8日)

②工数を期間に直す。
(10人月のタスクを2人でやれば5日)

カードのダウンロードは以下からどうぞ。

https://saycon.co.jp/download/planningPorkerCards.pdf

参考:アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~