世界のITエンジニアに贈る、日本の名言18日目 “Business Is Not About Saving—It’s About Bold Earning”

こんにちは。ゆうせいです。

「守り」では勝てない:ビジネスは節約よりも“攻め”が本質だ
Day 18 of Japanese Wisdom for Global Engineers
Business Is Not About Saving—It’s About Bold Earning


🗣️ 名言

「ビジネスとはまず『節約ありき』ではなく、投資してガバッとカネを稼ぐという事。もっと雄々しいものなんです。」
“Business is not, first and foremost, about saving.
It’s about investing—and boldly generating wealth.
Business is something much more vigorous than cautious.”

堀紘一(ほり・こういち)/経営コンサルタント・元ボストンコンサルティンググループ日本代表


👤 出典

経営戦略の第一線で活躍してきた堀紘一氏による、「攻めの経営」に対する姿勢を象徴する言葉です。
日本企業にありがちな「コストカット至上主義」へのアンチテーゼとして語られており、リスクを取らずに成長はないという本質を突いています。

Hori challenges the conservative mindset:
Business isn’t about minimizing loss
it’s about maximizing creation through decisive action.


💡 解釈(スタートアップ/プロダクト開発/予算判断の現場に向けて)

この言葉は、テック業界の「スモールスタート信仰」や「節約美徳」にも警鐘を鳴らしています。

  • MVPにこだわるあまり、投資タイミングを逃す
  • コストを抑えることに意識が向きすぎて、プロダクトの魅力が削られる
  • 「実験」と言いつつ、本気のリリースやマーケティングを避ける

In tech, we often worship lean launches and MVPs.
But sometimes, bold investment—not cautious iteration—is what unlocks real impact.


🧠 攻めの思考と守りの思考の違い

項目守りの思考攻めの思考
プロダクト設計ミスを避ける設計ワクワクを仕掛ける設計
予算判断広告・採用は“削る対象”広告・採用は“増やす武器”
チーム運営リスク回避型試行回数優先型

Playing defense might protect you—
but only offense builds momentum.


🔍 例え話

火を大きくしたければ、息を吹きかけるだけでは足りない。
薪をくべる=資源を投じることで、はじめて炎は大きく育つ。
節約だけでは、火は持ちこたえるだけで、決して広がらない

You don’t grow a fire by saving sparks—
You grow it by adding fuel.
Business works the same way.


❓ 今日の問い

「最近、自分(または組織)は“守り”の判断ばかりしていないか?
“思い切って攻めるべき局面”を、見送ってはいないか?」

"Are you defaulting to caution—
when bold investment could move the needle?"


🌱 まとめと小さなアクション

節約は重要。でも、それは稼ぐための手段であって、目的ではありません。
本当に大きな価値を生むには、勇気ある投資と踏み込みが不可欠です。

今日、自分のチームやプロダクトに対して「もっと攻めていい場面」があるか?
1つだけ“守りすぎている”判断を見直してみてください。
それは、あなたの仕事に新しい風を吹き込む一手になるかもしれません。

Saving preserves what you have.
Investing creates what you want.
Be bold—just once today.


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投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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