提案書・企画書作成に関連する図解手法の理論に関する300の用語集

図解手法に関連する300の用語集を日本語と英語を併記し、アルファベット順に並べて解説しています。

A

  • Affinity Diagram (親和図法): 親和図法 - アイデアや情報をグループ化し、共通のテーマや関係性を見つけるための手法です。ブレインストーミングの結果を整理する際に有用です。
  • Analogy (アナロジー): アナロジー - 二つの異なるものの間にある類似性を利用して、新しいアイデアや解決策を見つける方法です。
  • Arrow Diagram (アローダイアグラム): アローダイアグラム - プロジェクトのスケジュール管理に使われる、作業の順序や依存関係を示す図表です。
  • Audience Analysis (オーディエンス分析): オーディエンス分析 - 提案書や企画書を作成する際に、ターゲットとする読者や視聴者のニーズや期待を把握するプロセスです。
  • Attention Curve (注意曲線): 注意曲線 - プレゼンテーションや文書の中で、受け手の注意が最も高まるタイミングを視覚化したものです。

B

  • Balanced Scorecard (バランススコアカード): バランススコアカード - 企業の戦略的目標を達成するための業績評価手法で、財務、顧客、業務プロセス、学習と成長の4つの視点から評価します。
  • Bar Chart (棒グラフ): 棒グラフ - 数値データを棒の長さで表現し、比較を視覚的に行うためのグラフです。
  • Baseline (ベースライン): ベースライン - プロジェクトや計画の進捗を測るための基準となる初期値や基礎情報です。
  • Benchmarking (ベンチマーキング): ベンチマーキング - 業界のベストプラクティスや競合他社の優れた手法を分析し、自社の改善に役立てるプロセスです。
  • Block Diagram (ブロックダイアグラム): ブロックダイアグラム - システムやプロセスを主要な機能や部品に分け、それらの関係を簡潔に示す図です。
  • Brainstorming (ブレインストーミング): ブレインストーミング - グループ内で自由にアイデアを出し合い、革新的な解決策やアイデアを見つける手法です。
  • Bubble Chart (バブルチャート): バブルチャート - 数値データを円のサイズと位置で表現するグラフで、複数の変数を同時に視覚化する際に使用されます。

C

  • Cause and Effect Diagram (特性要因図): 特性要因図 - 問題の原因を特定し、その影響を視覚化するための手法で、魚の骨の形状をしていることから「魚骨図」とも呼ばれます。
  • Chartjunk (チャートジャンク): チャートジャンク - グラフや図表の中で、情報を理解するのに不要な装飾や要素を指します。
  • Circle Diagram (円形図): 円形図 - 項目やプロセスが互いに関連していることを示すために、円や円環を用いて描かれる図表です。
  • Clustering (クラスタリング): クラスタリング - データや情報を自然なグループに分けて視覚化する手法です。
  • Concept Mapping (概念マッピング): 概念マッピング - アイデアや概念を視覚的に整理し、その関係性を示すための図解手法です。
  • Consistency (一貫性): 一貫性 - 提案書や企画書の中で、デザインや用語、フォーマットなどが統一されている状態を指します。
  • Content Outline (内容アウトライン): 内容アウトライン - 提案書や企画書の全体構成を示した概要図で、文書の骨組みを視覚化します。
  • Context Diagram (コンテキスト図): コンテキスト図 - システムやプロセスとその環境との関係を示す図で、全体の理解を助けます。

D

  • Data Flow Diagram (データフロー図): データフロー図 - システム内のデータの流れとその処理過程を視覚的に表現する図です。
  • Decision Matrix (意思決定マトリックス): 意思決定マトリックス - 複数の選択肢を評価する際に、各選択肢の基準を表にして比較するための手法です。
  • Design Thinking (デザイン思考): デザイン思考 - 創造的な問題解決のために、共感、定義、発想、試作、テストのプロセスを経て行う方法論です。
  • Dot Voting (ドット投票): ドット投票 - グループの意見を可視化し、優先順位を決定するために、参加者がドットを使って投票する手法です。
  • Double Diamond Model (ダブルダイヤモンドモデル): ダブルダイヤモンドモデル - 問題解決のためのデザインプロセスを、探索と解決の2つのフェーズに分けて示すフレームワークです。

E

  • Empathy Map (エンパシーマップ): エンパシーマップ - ユーザーや顧客の感情や行動を理解し、共感するために使用されるツールです。
  • Engagement (エンゲージメント): エンゲージメント - 提案書や企画書が、ターゲットオーディエンスに対してどれだけ関心を引き付け、行動を促すかを示す概念です。
  • Entity-Relationship Diagram (ER図): ER図 - データベース設計で、データのエンティティとその関係を視覚化するために使用される図です。
  • Ethnographic Research (エスノグラフィックリサーチ): エスノグラフィックリサーチ - ユーザーや顧客の行動や文化を深く理解するために、現場での観察やインタビューを行う調査手法です。

F

  • Feasibility Study (実現可能性調査): 実現可能性調査 - 提案されたプロジェクトやアイデアが実際に実行可能かどうかを評価するための分析です。
  • Feedback Loop (フィードバックループ): フィードバックループ - 提案書や企画書において、情報がどのように循環し、改善されるかを示す概念です。
  • Fishbone Diagram (フィッシュボーン図): フィッシュボーン図 - 特性要因図の別名で、問題の原因と結果を視覚的に整理する手法です。
  • Flowchart (フローチャート): フローチャート - プロセスや手順を順序に従って図解するための基本的な手法です。
  • Force Field Analysis (フォースフィールド分析): フォースフィールド分析 - 変革や意思決定に影響を与える促進要因と阻害要因を視覚化し、それぞれの力の強さを比較する手法です。
  • Formative Evaluation (形成的評価): 形成的評価 - プロジェクトやプログラムが進行中の段階で行われる評価で、継続的な改善を目的とします。
  • Funnel Chart (ファネルチャート): ファネルチャート - プロセスの各段階でのデータの減少を示すために使用される図表です。

G

  • Gantt Chart (ガントチャート): ガントチャート - プロジェクト管理において、タスクの進行状況を視覚的に示すための棒グラフ形式のチャートです。
  • Gap Analysis (ギャップ分析): ギャップ分析 - 現在の状態と目標状態の間のギャップを特定し、そのギャップを埋めるための戦略を検討する手法です。
  • Grid Analysis (グリッド分析): グリッド分析 - 複数の選択肢を評価し、意思決定を行うために基準を表形式で比較する手法です。

H

  • Histogram (ヒストグラム): ヒストグラム - データの分布や頻度を視覚的に表す棒グラフ形式のチャートです。
  • Hierarchy of Needs (欲求階層): 欲求階層 - マズローの欲求階層説を基に、人間の欲求を階層的に整理した理論で、モチベーションの理解に役立ちます。
  • Holistic View (ホリスティックビュー): ホリスティックビュー - 提案書や企画書全体を包括的に捉え、全体の整合性や一貫性を重視する視点です。
  • Hypothesis Testing (仮説検証): 仮説検証 - 提案や仮説が正しいかどうかをデータや実験を通じて確認するプロセスです。

I

  • Impact Analysis (インパクト分析): インパクト分析 - 提案されたプロジェクトや変更が組織やシステムに与える影響を評価する手法です。
  • Infographic (インフォグラフィック): インフォグラフィック - 情報やデータを視覚的に表現するための図やイラストを用いた手法です。
  • Information Architecture (情報アーキテクチャ): 情報アーキテクチャ - 情報の構造や配置を設計し、ユーザーが情報に容易にアクセスできるようにする手法です。
  • Information Design (情報デザイン): 情報デザイン - 情報を効果的に伝えるための視覚的なデザイン手法や理論です。
  • Ishikawa Diagram (石川ダイアグラム): 石川ダイアグラム - 特性要因図の別名で、問題の原因を視覚化する手法です。

J

  • Journey Mapping (ジャーニーマッピング): ジャーニーマッピング - 顧客やユーザーが製品やサービスを利用する際の体験を視覚的に示す図表です。
  • Just-In-Time (ジャストインタイム): ジャストインタイム - 必要な時に必要なだけの資源や情報を提供することで、効率を最大化する手法です。

K

  • Kanban (カンバン): カンバン - 作業の進行状況を視覚化し、効率的にタスクを管理するための看板方式の手法です。
  • Key Performance Indicator (KPI) (主要業績評価指標): 主要業績評価指標 - 組織やプロジェクトのパフォーマンスを測定するための指標です。
  • Knowledge Mapping (ナレッジマッピング): ナレッジマッピング - 組織内の知識や情報の所在や流れを視覚化するための手法です。

L

  • Layout (レイアウト): レイアウト - 提案書や企画書の構成要素を配置する設計方法で、情報を効果的に伝えるための配置を指します。
  • Logic Model (ロジックモデル): ロジックモデル - プロジェクトやプログラムの目的、活動、成果の関係を視覚的に示すフレームワークです。

M

  • Matrix Diagram (マトリックス図): マトリックス図 - 複数の要素間の関係性を視覚化し、比較や分析を行うための表形式の図です。
  • Mind Map (マインドマップ): マインドマップ - アイデアや情報を視覚的に整理し、発想を促進するための放射状に広がる図表です。
  • Mockup (モックアップ): モックアップ - 提案や設計のアイデアを具体化し、実際の製品やサービスを視覚的に表現したプロトタイプです。

N

  • Network Diagram (ネットワーク図): ネットワーク図 - プロジェクト管理やシステム設計において、活動やタスクの順序と依存関係を示す図です。
  • Nudge Theory (ナッジ理論): ナッジ理論 - 人々の行動を自然に促すための小さな仕掛けや介入を提案する理論です。

O

  • Objective Tree (目的ツリー): 目的ツリー - プロジェクトや提案の目標を階層的に整理し、その達成方法を視覚化する手法です。
  • Opportunity Cost (機会費用): 機会費用 - ある選択をすることで放棄された他の選択肢の価値を指し、意思決定の際に考慮すべき重要な要素です。

P

  • Pareto Chart (パレートチャート): パレートチャート - 頻度や影響の大きい要素を視覚的に示し、最も重要な問題点を特定するための棒グラフです。
  • PERT Chart (PERT図): PERT図 - プロジェクトのスケジュール管理に使用される図で、タスクの順序と所要時間を示します。
  • Pie Chart (円グラフ): 円グラフ - 全体に対する各部分の割合を視覚的に表現するための円形のグラフです。
  • Pitch Deck (ピッチデック): ピッチデック - 投資家やステークホルダーに向けて、事業やプロジェクトの概要を説明するためのプレゼンテーション資料です。
  • Process Mapping (プロセスマッピング): プロセスマッピング - 業務プロセスを視覚的に整理し、その流れを示す手法です。
  • Project Charter (プロジェクト憲章): プロジェクト憲章 - プロジェクトの目的、範囲、目標を正式に文書化し、承認を得るための文書です。

Q

  • Quadrant Chart (クアドラントチャート): クアドラントチャート - データを4つの象限に分類し、比較や分析を行うためのグラフです。
  • Quality Function Deployment (QFD) (品質機能展開): 品質機能展開 - 顧客のニーズを製品やサービスの設計に反映させるための手法です。
  • Quantitative Analysis (定量分析): 定量分析 - データを数値化して分析する手法で、提案や企画の信頼性を高めるために使用されます。

R

  • Radar Chart (レーダーチャート): レーダーチャート - 複数の変数を一つのグラフで視覚化し、パフォーマンスや特性のバランスを示す図表です。
  • Regression Analysis (回帰分析): 回帰分析 - 変数間の関係を分析し、将来の傾向や予測を行うための統計手法です。
  • Resource Allocation (リソース配分): リソース配分 - プロジェクトや提案の中で、必要な資源をどのように割り当てるかを決定するプロセスです。
  • Rich Picture (リッチピクチャー): リッチピクチャー - システムや問題の全体像を視覚的に示し、関係者間の理解を促進する図解手法です。

S

  • Scenario Analysis (シナリオ分析): シナリオ分析 - 将来の不確実性に備え、複数のシナリオを想定して分析する手法です。
  • Scatter Plot (散布図): 散布図 - 二つの変数の関係を視覚的に示すグラフで、データの傾向や相関を分析する際に使用されます。
  • Scorecard (スコアカード): スコアカード - パフォーマンスや進捗を評価するために、指標を用いて得点化した表や図です。
  • Storyboard (ストーリーボード): ストーリーボード - 提案や企画の流れを視覚的に示し、物語のように展開する手法です。
  • SWOT Analysis (SWOT分析): SWOT分析 - 組織やプロジェクトの強み、弱み、機会、脅威を分析し、戦略を策定する手法です。
  • System Dynamics (システムダイナミクス): システムダイナミクス - システムの構造や動作をモデル化し、フィードバックループや時間遅延を考慮して分析する手法です。

T

  • Target Audience (ターゲットオーディエンス): ターゲットオーディエンス - 提案書や企画書が向けられる具体的な読者層や視聴者層を指します。
  • Theory of Change (変化の理論): 変化の理論 - 社会的な問題解決のために、行動や政策がどのように変化をもたらすかを示す理論です。
  • Timeline (タイムライン): タイムライン - イベントやプロジェクトの進行状況を時間軸に沿って視覚的に示す手法です。
  • Tree Diagram (ツリーダイアグラム): ツリーダイアグラム - 階層構造を視覚化し、アイデアや概念を分類するための図表です。
  • Trend Analysis (トレンド分析): トレンド分析 - 過去のデータを基に、将来の傾向を予測するための分析手法です。

U

  • Use Case Diagram (ユースケース図): ユースケース図 - システムとユーザー間の相互作用を視覚的に表現するための図表です。
  • User Journey (ユーザージャーニー): ユーザージャーニー - ユーザーがサービスや製品を利用する過程を視覚化し、体験を分析する手法です。
  • User Persona (ユーザーペルソナ): ユーザーペルソナ - 典型的なユーザーの特徴を基に作成された架空のキャラクターで、ターゲットオーディエンスを具体的にイメージするために使用されます。
  • Utility Analysis (効用分析): 効用分析 - 複数の選択肢に対して、どれが最も価値があるかを判断するための手法です。

V

  • Value Chain (バリューチェーン): バリューチェーン - 企業の活動を価値の流れとして捉え、どこで価値が創出されるかを分析する手法です。
  • Venn Diagram (ベン図): ベン図 - 複数の集合の関係性を視覚的に示し、共通点や相違点を分析する図表です。
  • Visual Hierarchy (視覚的階層): 視覚的階層 - 情報の重要度や優先順位を視覚的に表現し、受け手が情報を容易に理解できるようにするデザイン手法です。
  • Voice of the Customer (VoC) (顧客の声): 顧客の声 - 顧客のニーズや要望を収集し、製品やサービスの改善に反映させる手法です。

W

  • Waterfall Chart (ウォーターフォールチャート): ウォーターフォールチャート - データの増減を連続的に視覚化し、全体の変動を示すチャートです。
  • Wireframe (ワイヤーフレーム): ワイヤーフレーム - Webサイトやアプリケーションの基本的な構造を示す設計図で、レイアウトやナビゲーションを視覚化します。
  • Work Breakdown Structure (WBS) (作業分解構造): 作業分解構造 - プロジェクトを小さな作業単位に分解し、全体を管理しやすくする手法です。
  • Workflow Diagram (ワークフローダイアグラム): ワークフローダイアグラム - 業務プロセスやタスクの流れを視覚的に示す図表です。

X

  • X-Y Diagram (X-Yダイアグラム): X-Yダイアグラム - 二つの変数の関係を示す散布図で、相関関係を視覚的に分析するために使用されます。

Y

  • Yield Analysis (収益分析): 収益分析 - プロジェクトや投資の収益性を評価し、最適な選択肢を見つけるための手法です。

Z

  • Zero-Based Budgeting (ゼロベース予算編成): ゼロベース予算編成 - 各費用項目について、ゼロから必要性を検討し、予算を編成する手法です。

セイ・コンサルティング・グループの提案書・企画書作成に関連する図解手法の研修

3.3 ヒトを動かす提案書・企画書作成のための図解手法

キーワード:企画書、情報の構造化、基本図解、表・グラフ

投稿者プロフィール

山崎講師
山崎講師代表取締役
セイ・コンサルティング・グループ株式会社代表取締役。
岐阜県出身。
2000年創業、2004年会社設立。
IT企業向け人材育成研修歴業界歴20年以上。
すべての無駄を省いた費用対効果の高い「筋肉質」な研修を提供します!
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